今週の特集
今週は9〜6位
「農業」「美術」「音楽」「スポーツ」の
学校が舞台のマンガを発表!
※「まなびの手帳」保護者のかたに関するアンケート(2023年8月実施)370名の回答より
学校が舞台のマンガは、学習環境や専門知識にふれられるのも魅力。そこで、保護者のかたのアンケートから子どもにマンガで読ませてみたい学業の分野をランキング。上位9ジャンルの学校が舞台のマンガを2週にわたって紹介します。
たかせんさん
「家庭教師の漫画で教育ブログ」を運営。家庭教師の経験を生かし、勉強はもちろん、進路や職業選択に役立つマンガ、学習意欲を高めるマンガなどを紹介。5000冊以上の漫画を読破している。
- さまざまな選択肢があることを知ってほしい
- 子どもが興味を持ちやすそう
- 『ハイキュー』
- 古舘春一(著)
出版社:集英社
「小さな巨人」と呼ばれる謎のバレボール選手に憧れを抱いて高校バレー部に入部した主人公が、個性豊かな仲間たちと切磋琢磨しながら全国大会優勝を目指す。
壁にぶつかる度に努力で乗り越え成長していく高校生たちが最高にかっこいい。勉強も大切だけれど、部活に青春を捧げるのも悪くないと思わせてくれる作品です。
- 進路として考えています
- 私(親)自身も関心がある
- 『のだめカンタービレ』
- 二ノ宮知子(著)
出版社:講談社
自由奔放なのだめと完璧主義な千秋。互いの才能に引かれ合う音大生の2人が、さまざまな人物と出会い、多くの経験を経て、少しずつ成長していく。
個性的な音大生たちの日常を描いたラブコメ要素多めの音楽マンガ。気軽に読めて、クラシック音楽についての理解も深まります。
- マンガを通して視野を広げて欲しい
- ふわっとした興味を具体的なイメージにつなげてほしい
- 『ブルーピリオド』
- 山口つばさ(著)
出版社:講談社
充実した毎日を送りつつもどこか空虚な焦燥を感じて生きる主人公。ある日一枚の絵に心奪われ、美しくも厳しい美術の世界へ身を投じていくことになる。
10代の時に読んでおきたかったマンガ個人的第1位。芸術という、人によって評価が変わるものをとおして、人生を豊かにするためのヒントを与えてくれる作品。
- 今後の日本で重視されていきそうだから
- 大切な仕事だけれど、なり手が少ない
- 『銀の匙』
- 荒川弘(著)
出版社:小学館
大自然に囲まれた大蝦夷農業高校に入学した主人公。仲間や家畜たちとともに、過去のトラウマや家族とのわだかまり、漠然とした将来への不安を乗り越えていく。
農業や畜産に関するさまざまな知識を学べるだけでなく、誰もが経験する思春期特有の悩みや葛藤が描かれています。やりたいことが見つからないという学生にこそ勧めたい。
- 『女の園の星』
- 和山やま(著)
出版社:祥伝社
女子高の2年生の担任である星先生の視点を通して、さまざまな学生との交流や教師の仕事が、淡々と愛情を持って描かれる。
男子には理解できない女子校ならではのカオスな雰囲気を存分に楽しめる作品。何が面白いのかよくわからないのに、なぜか笑ってしまう面白さがクセになる。
次回は5位〜1位を紹介!
トップ5は
「医学部」「科学・物理」
「文系」「数学」「工業系」の
学校が舞台のマンガです。
お楽しみに!