用意するもの
- コーヒーフィルター(白)
- はさみ
- 水性カラーペン
- 水
- 透明プラカップ
やってみよう!
コーヒーフィルターに好きな色で印をつける
コーヒーフィルターはカットして使う。
コーヒーをいれる時に使うコーヒーフィルターを、画像の黄色いラインで切って2枚に分け、片方を使うよ。とがった部分に水性カラーペンで印をつける。今回は緑、オレンジ、茶色、紫、ピンクを使ったけれど、好きな色を選んでみてね。茶色など、色が混ざっていそうな色がおすすめ。コーヒーフィルターには茶色のものもあるけれど、白のほうが色の変化を観察しやすい。ろ紙や緑茶用のフィルターも使える。
コーヒーフィルターの先を水につける
水が上ってきたところ。インクの色が変化するのがわかるかな。
透明なプラカップに水を入れ、印をつけたコーヒーフィルターの先を水につける。この時、印の部分は水につけない。水が染み込んで上っていき、水性カラーペンのインクが広がっていくようすを観察しよう。緑の印から青が見えてくるなど、混ぜられていたインクの色がだんだんと分解されてくるはず。これは、インクの色の重さがそれぞれちがうからなんだ。
水の染み込みを利用して、絵を描いてみよう
コーヒーフィルターの形を変えて、いろんな色を何度も分解してつくった孔雀の羽根のアート。
<発展>水の染み込むようすを観察したら、この力を利用して好きな色で絵を描いてみよう。写真の例では、コーヒーフィルターを一部突起がある半円のような形にカット。この突起の部分を水につけることで、インクを孔雀の羽根のように広げている。きれいなもようにするためには、カラーペンを複数使って何度も分解する必要がある。面白いもようができるかチャレンジしてみよう。
実験:伊藤尚未
まとめよう
例水性カラーペンのインクがどんな色に分解されたのか表にまとめよう。インクが上っているところやできたもようは写真に撮ってプリントして貼ると、分解のようすが伝わりやすいよ(実物を貼ってもOK)。コーヒーフィルターが水を吸い込みインクが上っていくのは「毛細管現象」によるもの。興味があれば、身の回りで見つかる毛細管現象も調べて書こう。
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