【中学生自由研究テーマNo.32】

冷却グッズの効果と持続時間を調べよう

素材の違う冷却グッズを使って、効果や、その持続時間の差を比べよう。
それぞれの使い心地も比べて、どんな場面に適しているかも考えてみよう。

冷却グッズの効果と持続時間を調べよう
対象学年
制作日数
カテゴリ

用意するもの

  • 首に巻くタイプの冷却グッズ
    ★素材の違うものを集めよう。
  • タオル
  • 非接触体温計

実験の進め方

  1. 1

    冷却グッズをひとつ選び、正しい使い方で首に巻く。

  2. 2

    5分ごとに外し、すぐに冷やされていた部分の体温を非接触体温計で測る。このとき、どのくらい冷たく感じたか、快適だったかなどをメモしておく。

    ★実験している間は一定の室温になるようにしよう。

  3. 3

    20分程度で実験を終える。

  4. 4

    別の冷却グッズを使って同じように首の表面温度と体感のメモをとる。

  5. 5

    水でぬらして絞ったタオルでも同じように計測する。

まとめ方・提出の工夫

  • それぞれの冷却グッズの冷え方と持続時間をグラフにしよう。
  • それぞれの冷却効果と使用感の特徴を文章で伝えよう。
  • 冷え方、持続時間、使用感をもとに、どんな場面で使うのがおすすめか考えてみよう。
    (例)
    ・〇〇は、冷たさはほどほどだけれど、長い時間効果を感じられるのでスポーツ観戦などによいと思う。
    ・〇〇は、かなり冷たくなるけれど、すぐに効果が感じられなくなる。手軽なので近所への買い物には十分。
  • 冷却グッズの素材に注目しよう。パッケージやメーカーの商品紹介などを調べて、特徴を紹介しよう。

まとめる時に便利な
テンプレートはこちら

発展のヒント

  • 同じ冷却グッズを暑い屋外で使うと、冷え方や持続時間はどう変わるかな? 室内で使った時と比べてみよう。気温を測るのを忘れずに。
  • 首を冷やす冷却グッズが多いのは、太い血管が首元を通っていること、首の皮膚が薄いことが理由だよ。さらに調べて、首を冷やすとよい理由を自分の言葉で説明しよう。
  • 首以外にも、冷やすと効果的な場所がいくつかある。どこを冷やすとよいか知っておくと、発熱した時や熱中症対策などで役立つよ。調べてみよう。

監修:白數哲久(昭和女子大学准教授)

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