遊びのヒント
- 監修:鈴木みゆき先生
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お子さんの知的好奇心ムクムク!
「今日、何をして遊ぼうかな?」と思ったときに、必ず役立つアイデアいっぱい!
室内遊びや、外出時の電車の中など、さまざまな場面で楽しく遊べるヒントを年齢ごとにご紹介します。
4~5歳
「氷でアート」
プリンカップなどの空容器に水を入れ、一晩外に置いておいて、いろいろなかたちの氷を作りましょう。 水に絵の具を溶かせばカラフルな氷に、花や葉っぱを入れておけば草花の氷ができます。 暖かい地方のかたは、冷凍庫で作るといいでしょう。
飲み物の中に入っている氷は見たことがあっても、それがどうやってできるのか知らない子どもも多いと思います。氷作りは、まさに科学遊び。氷ができるところだけでなく、融ける様子も観察しましょう。
「情報カードを探せ」
不要になったポイントカードなどを公園の木の根元に隠しておき、子どもに探させて遊びましょう。「葉っぱのない木の後ろに葉っぱのついた小さい木が2本あって、その間にカードはある」というように指令を出します。木の高さ、樹皮の模様、葉っぱがついているか、いないかを具体的に表現するのがポイント。子どもも探偵気分になって一生懸命探しますよ。
葉っぱを落とした落葉樹、冬でも葉っぱをつけた常緑樹、これらの木の特徴をヒントの中に盛り込むことで、1本1本の木に違いがあることに気づいていきます。自然に対する観察眼を養うきっかけになるでしょう。
- ●霜柱踏み
- 朝早い時間に土の上を歩いて、霜柱を踏んで遊びました。シャカシャカ、パリパリと楽しい音が聞こえてきますよ。「冷たいね」と言ってさわってみたり、柱になっている様子を見たり。何日か観察するうちに、霜柱ができるときはとっても寒い、ということにも気づきました。
- ●氷釣り遊び
- 氷に塩をかけてその上から糸をたらし、糸に氷をくっつけて氷釣り遊びをしました。「塩をかけるとどうしてくっつくのかな」「氷はどうして水になるのかな?」などと子どもなりに考えていました。
- ●自然物でリースづくり
- 段ボールをドーナツ形に切り抜いて、拾ってきた落ち葉や木の実を木工用接着剤ではりつけてリースを作りました。「緑の葉っぱがあったよ」「赤い実見つけた!」など、いつも見過ごしていた自然物に目を留めるきっかけになりました。