新生活のスタートは、なんだかウキウキしますよね。
でも、生活習慣やお友だちとの関係などで戸惑うことも。
今月の特集は、そんな困りごとや心配ごとを解消するヒントいろいろ。
新生活でちょっとお疲れモードのときにおすすめの
過ごし方やお出かけのアイディアもご紹介します。
2012年4月2日更新
どんなことに困ってる?
入園・進級など生活環境が変わる時期に、特に心配になりがちなことをまとめました。
トイレや給食、早起きのことが心配!
- トイレトレーニングがうまくいかなくて焦っちゃう。どう進めればいいの?
- 好き嫌いが多くて給食で困らないか気になって…。
- 今までより早起きに。朝が弱いけどそのうち慣れる?
お友だちとの関係が難しくなってきそうで心配!
- 新しいお友だちともうまくやっていける?
- おもちゃの貸し借りとか、できるのかしら…。
- 自己主張が強くて嫌われないかとヒヤヒヤ!
集団生活についていけるのか心配!
- 引っ込み思案で自分の気持ちが伝えられないかも。
- いつもマイペースだけど集団行動がきちんとできるかしら…。
- 落ち着きがなくて先生の話をちゃんと聞けるのか不安!
心が軽くなる体験談&アドバイス
この時期の困りごとや心配ごとを乗り切ってきた先輩の体験談と先生からのアドバイスです。
トイレや給食、早起きのことが心配!
お友だちとの関係が難しくなってきそうで心配!
集団生活についていけるのか心配!
これって子どものストレスサイン?
心の発達や家庭での対応が気になる子どもの様子について、専門家の先生からのアドバイスをご紹介します。(監修:白川公子先生)
2歳半ぐらいから吃音(きつおん)が出始め、何かを説明しようとするときなどにひどくなるような感じです。
吃音(きつおん)に関しては神経質にならず、自然にふるまってあげることが何よりも大切です。 お子さんが伝えようとしている気持ちを受け止め、楽しくお話ができる環境をつくってあげましょう。
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幼稚園に行きたくないと涙を流し、園で泣きすぎて嘔吐(おうと)したようです。家での心のケアなど対策を教えてください。
泣き続け、登園を強く拒否するようでしたらしばらく無理じいはしないでください。家庭でのスキンシップ、お子さんを十分に遊ばせることで気持ちを楽にしてあげましょう。
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心配ごとが原因のおもらしだったのに強く怒ってしまい、それから頻尿に…。お出かけやお風呂などすぐにトイレに行けないときには大泣きしてしまいます。
心配ごとが原因のおもらしだったのに強く怒ってしまい、それから頻尿に…。お出かけやお風呂などすぐにトイレに行けないときには大泣きしてしまいます。
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一時的な強いストレスや継続するストレスがかかった時に子どもは様々なサインを出すことがあります。
普段、活発なお子さんが急に無気力になったり、反対に落ち着きを失い、時には暴れてしまうお子さんもいます。チック、吃音、頻尿、頭痛・腹痛といった身体症状が見られることもあります。
また、集団の中でストレスがかかると不適応状態となり登園拒否になることもあります。
どのような場合でもお子さんにとって何がストレスになっているのかを探り、対応していく必要があります。
症状を抑えることだけに神経質になるのではなく、お子さんが我慢していること、負担になっていること、不安を感じていることなどを把握し、お子さんの気持ちを共感してあげることが大切です。
子どもは遊ぶことでストレスを発散し、人とのかかわりの中で気持ちが満たされ自信を回復していきます。
ゆっくり、のんびり親子でリラックス
寝る前の数分やお休みの日の過ごし方など子育てファミリーの実践するリラックスアイディアをご紹介します。
布団に入って「おやすみ」と言ったあと、ギュッと抱きしめています。最近は子どもも抱きしめ返して(?)くれるようになりました。1分くらい、子どもが「もういいよ」というサインを出すまでギュッとしてから離れると、落ち着いてスーっと眠れることが多いですよ。
歯みがきなどはおふろに入る前に済ませ、上がったら布団に直行しています。うちは、これが一番眠りやすいみたい。逆におふろ上がりにジュースを飲んだり遊んだりするとテンションが上がって眠れなくなります(涙)
子どもたちと一緒に布団に入り、部屋の電気を消してから少しおしゃべりをします。今日のできごととか、好きなものの話とか、1日で一番落ち着いて子どもの話を聞けている気がします。
のんびり過ごしたい休日は、とりあえず「散歩」。目的地や帰る時間など何も決めずに出かけると、完全にマイペースでOKなので親子ともにストレスがゼロです。子どもが途中で疲れて歩けなくなってもいいようにバス通りの近くをぐるぐるしています。
ときどき、親子でボーッとテレビを見てもいい日をつくっています。ごはんも超手抜き。「なんか今日ダラダラしてるねー」と言いながらゴロゴロすると、結構ストレス解消になります。でも、ホントときどきですよ(汗)
家族でワクワク
気候もよくなってきたし、休日は手軽なイベントでも…というおうちのかたはこちらをチェック! 行楽アイディアを集めました。
近所の桜並木をママ友と自転車で歩きます。子どもは後ろのシートに乗せ、親は降りて自転車を押していけば子どもが途中で歩かなくなったり迷子になることもなく、結構のんびりおしゃべりもできます。で、その後は居酒屋でごはんに。子連れ花見の定番になりつつあります。
日帰りで行ける範囲で行ったことのない大きめの公園をインターネットをフル活用して調べます。写真をプリントして子どもに選ばせ、お弁当を持ってでかければ、十分イベントになります!
早朝、おにぎりを持って釣りに出かけます。釣り竿はパパ担当ですが、釣れれば子どもも大興奮。10時くらいに切り上げれば、帰りの車ではぐっすり早めのお昼寝。帰宅後昼食を食べると夜も早く眠くなっていいですよ。
お弁当の困ったを解決!
行楽といえば、お弁当。でも家族全員分のお弁当って、入れるものに困りがち。みんなどうしているのか聞いてみました。
子どもにも食べやすくしたい!
- ●なんでも小さく!
- のりまきや小さなおにぎりが人気。ゆで卵はうずらというおうちも。
- ●つまめるように
- ポテトサラダをハムで巻いてピックでつまめるようにしたり、きゅうりとチーズを小さく切って楊子にさしたり。
野菜が入れにくい~
- ●卵や粉でまとめちゃう
- ほうれんそうや枝豆、細かくしたアスパラガスなどを入れた卵焼きにする、細かくしたキャベツやにんじんを入れて小さなお好み焼きにするなど。
- ●チーズをかけて焼く
- ブロッコリーやじゃがいもなど、チンしてからとけるチーズをのせてトースターで焼くと食べやすいおかずに。トマトやゆで卵でも。
技あり! 子どもが喜ぶおかず
- ●どんぐりウインナー
- 毎回ミートボールとウインナーソーセージをオーダーされるので、あわせ技で「どんぐり」! 目はごま、口はのりです。
- ●リボンにんじん
- にんじんをピーラーで縦に削り、うすく長くしてゆでます。マヨネーズをつけて。弁当箱のすき間を埋めるのにも役立ちます。