小学校入学準備インフォ

ランドセルや学習机などの準備から、身につけておきたい生活習慣・学習習慣まで、入学準備に関する情報をご紹介します。

入学祝いのお返しはどうする?入学祝いのマナー6つと
おすすめの贈り物を紹介

入学祝いをもらった場合、お返しなどはどのようにするべきなのでしょうか。この記事では入学祝いのお返しはどうすればよいのかや、入学祝いのマナー、入学祝いにおすすめの贈り物8選などをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

入学祝いのお返しはどうするの?

子どもの入学祝いをもらった場合、基本的にはお返しは不要です。
入学祝いをもらうのは子どもです。また、たいていの場合は親しい人からもらうことになるため、お返しをする必要はありません。
ただし、お礼はなるべく早いうちに伝えることが望ましいです。子どもの成長を伝える意味でも、できればその日から数日中に、子どもからお礼の電話をしたり手紙を書いたりすると良いでしょう。

お返しをする場合は?

基本的に入学祝いにお返しは不要ですが、あまり会う機会のない親戚などから高価なお祝いをもらった場合はお返しをするケースも多いです。
たとえば、祖父母や親戚などからランドセルや机などの高価なものをもらった場合、お礼と共にお祝いの品を使っている写真を送ったり、半額程度のお返しをしたりすることが多いようです。
また、知人から数千円程度のお祝いをもらった場合も、お中元や子どもからのお礼状で返すケースがあります。

入学祝いのマナー6つ

入学祝いのマナーについてくわしくご紹介していきます。
なかなかあげる機会がない入学祝いですが、入学祝いを贈る際にはどのようなマナーがあるのか気になるという方も多いでしょう。また、贈った相手に気を遣わせてしまうのではないかと迷うケースも多いのではないでしょうか。
ここでは入学祝いのマナー6つをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

入学祝いのマナー1:渡す相手について

入学祝いを渡す相手は、基本的には親しい身内に限ることが一般的です。
入学祝いは相手の子どもの成長を喜び、お祝いするものなので、形式的に行う必要はありません。そのため、職場の人や知人などに贈る必要はなく、身内に限られることが多いです。ただ、身内でなくても特に親しい間柄の友人や知人に送る方もいるでしょう。
よって入学祝いを贈るケースとしては、小学校へ入学する子どもの親との関係が、自分の子や兄弟、姉妹、孫、姪や甥、親しい友人であるケースなどが挙げられます。

入学祝いのマナー2:金額の相場について

入学祝いの金額の相場は、相手との関係性によって変わります。
たとえば小学校へ入学する子どもの親との関係が、自分の子や兄弟であれば5,000円〜10,000円が相場といえます。また、姪や甥などの親戚、友人や知人であれば3,000円〜5,000円程度が適切でしょう。
また、これは現金を贈る際の金額の目安となるため、品物を贈る場合はまた変わってくる点には注意しましょう。

入学祝いのマナー3:渡す時期について

入学祝いを渡す時期は入学が始まる2~3週間前までが目安です。
小学校への入学が4月となるため、3月初旬までに贈るのが適切です。もしもそれよりも遅くなる場合は、相手のことを考えて現金やギフトカードなどにすると良いでしょう。
また、人気のランドセルは前年の7月くらいには売り切れてしまうことも多いため、ランドセルを贈る場合は早めに用意する必要があります。

入学祝いのマナー4:のしの書き方について

のし袋には上の段に「祝ご入学」や「祝御入学」、下の段に自分の名前を書きましょう。
上の段の「祝ご入学(祝御入学)」は、4文字が縁起が悪いと感じるのであれば「祝」を少し大きく書き、少し間を空けて「ご入学(御入学)」と書くと良いでしょう。
また、下の段の名前は上の段の文字よりも小さめの文字で書きましょう。また、夫婦連名の場合は、右側に夫、左側に妻の氏名(もしくは妻の名前)を書きましょう。

入学祝いのマナー5:お祝いメッセージについて

入学祝いにはあたたかいお祝いメッセージを添えるようにしましょう。
小学校へ入学する子どもでも読めるように、わかりやすい内容を読みやすい文字で書くように心がけましょう。ひらがなを使って書けば、子どもでも理解しながらメッセージを読むことができます。
また、伝えたいことがたくさんあったとしても、長い文章を読むのは子どもには大変なので、メッセージは短くまとめて書くようにしましょう。

メッセージの文例

○○ちゃん(くん)、きょうからしょうがくせいだね。おめでとう。

これから、おべんきょうがはじまるね。しょうがっこうでいろんなことをおぼえようね。
たのしいことや、うれしいことが、いっぱいありますように。こんどみんなでおいわいしようね。

入学祝いのマナー6:内祝いについて

内祝いは品物を贈るのではでなく、食事や旅行などに誘うのも良いでしょう。
内祝いとは本来、喜びごとをおすそ分けするという意味があります。そのため、入学祝いを贈ってくれた相手からお返しは不要と前もって伝えられていたとしても、感謝の気持ちを丁寧につたえたり、相手が両親であれば旅行へ誘うといった方法で返すことができます。

入学祝いにおすすめの贈り物8選

入学祝いにおすすめの贈り物をご紹介します。
友人や親せきの子どもなどに入学祝いを贈ろうと考えている方の中には、どのようなものを贈ればよいのかわからないという方も多いのではないでしょうか。
ここでは入学祝いにおすすめの贈り物8選をご紹介しますので、これから入学祝いを選ぶという方はぜひ参考にしてみてください。

入学祝いにおすすめの贈り物1:図書カード・ギフトカード

図書カードやギフトカードは貰った側で好きなものが買えるため、おすすめの贈り物です。
何を贈ればいいのかわからないと迷っている場合におすすめなのが金券です。現金は贈りにくくても、ギフトカードや図書カードであれば入学祝いとしても渡しやすいです。
また、貰った側も金額が大きすぎなければ申し訳なさも感じることがなく、子どもが好きなものを買えるため喜ばれるでしょう。

入学祝いにおすすめの贈り物2:ランドセル

ランドセルは高価なため、近い身内に送るのにおすすめな贈り物です。
小学校へ入学する際にお金がかかるものの1つがランドセルです。入学祝いを贈る相手が孫などであれば、ランドセルを贈るのも良いでしょう。
ただしランドセルを贈る場合は、すでに相手が購入していないか確認する必要があります。また、人気のタイプは早い段階で売り切れる点には注意しましょう。

入学祝いにおすすめの贈り物3:図鑑

図鑑は小学校の入学祝いに最適な贈り物です。
図鑑は小さな子どもの好奇心を刺激し、知育にも繋がることから入学祝いにおすすめの品物だと言えます。図鑑の中でも特に有名な出版社が発行しているものであれば内容も安心です。
乗り物や動物、植物、昆虫、魚、恐竜など、子どもの興味がありそうなジャンルを選ぶとより喜んでもらえるでしょう。また、少し難しいかもしれませんが、人体のしくみがわかる図鑑もおすすめです。

入学祝いにおすすめの贈り物4:学習机

学習机は高価なため、近い身内に送ると喜ばれる贈り物です。
小学校へ入学するタイミングで学習机を用意したと考える家庭は多いですが、学習机も高価な買い物になります。そのため、孫へ贈るのであれば学習机もおすすめです。
ただし、学習机を贈る場合はすでに購入していないかどうかと、部屋の広さなども確認する必要があります。

入学祝いにおすすめの贈り物5:目覚まし時計

目覚まし時計は自分でしっかりと朝起きる習慣を付けられる贈り物です。
目覚まし時計は自宅にはすでにあるかもしれませんが、自分専用の目覚まし時計をプレゼントされると気持ちが違います。子ども自身が自分で朝起きることを考えるきっかけにもなるでしょう。
また、最近では音で起こすタイプだけでなく、光や振動などで起こすものなどユニークな目覚まし時計も多いため、選ぶのも楽しいでしょう。

入学祝いにおすすめの贈り物6:自転車

自転車は成長に合わせて新しいものが欲しいタイミングでプレゼントできる贈り物です。
小学校に入学するタイミングだと、これまで使っていた自転車が身体に合わなくなってくる子も多いものです。そのため、頑丈でサドルやハンドルの高さが調節できる自転車をプレゼントすると喜ばれるでしょう。
より安全な自転車を選ぶなら、安全基準に準拠している「BAAマーク」がついているものであれば安心です。

入学祝いにおすすめの贈り物7:洋服

洋服も成長に合わせて新しいものが欲しいタイミングでプレゼントできる贈り物です。
小学校へ上がる頃の子どもはすぐに服や靴などが身体に合わなくなるため、洋服をプレゼントしてもらえると親としてもありがたいでしょう。
学校によっては学校指定の制服がある場合もありますが、休日や遊ぶときなどは洋服を着ることになるため、あって困るようなことはありません。

入学祝いにおすすめの贈り物8:名前入り鉛筆・筆箱

筆箱は小学校で必ず使用するため、定番の贈り物です。
鉛筆は消耗品なので多すぎて困るということがありません。また、名前入りであれば名前を書く必要もないため、親にも喜ばれるでしょう。
筆箱も毎日使用するものなので、すぐ汚れてしまいます。また、壊れやすいものでもあるため、たとえ被ってしまっても困るようなことはないでしょう。

入学の報告はどうしてる?

入学の報告は、写真つきのメールや子どもからの電話で行っているケースが多いです。
親戚や身近な人への入学の報告は、直接子どもから電話をかけたりメールに写真を添付したりして報告する人が多いです。直接子どもから報告があると、受けた側も嬉しいものです。
また、知人などへは年賀状に写真を載せて報告を兼ねるというケースも多いです。

入学祝いは気持ちのこもったものを贈ろう

入学祝いは相手が貰って嬉しいものを心を込めて贈りましょう。
入学祝いは小学校への入学のタイミングくらいなので、あげる機会が多くない贈り物です。また、あまりにも高価すぎるものは相手にも気を遣わせてしまいます。
ぜひ相手の子どものすこやかな成長を願いながら、喜んでもらえるような素敵な贈り物を贈るようにしましょう。