貧困が引き起こす子どもの就学・進学問題

 2014年度第2クールにCO-BOが取り組むテーマは「貧困が引き起こす子どもの就学・進学問題」です。日本の子どもの貧困率は上昇傾向にあり、いまや約6人に1人の子どもが経済的に厳しい生活を送っています。貧困と低学力とのつながりや、「貧困の連鎖」という課題も見えてきています。貧困が理由で学ぶ機会を奪われることのある日本社会で、私たち一人ひとりができることはあるのでしょうか。
2016.06.10
CO-BOで取りあげた「子どもの貧困問題」に共感し、「全国中学高校Webコンテスト」に参加し、2015年度の最優秀賞/文部科学大臣賞/日本オラクル特別賞/プラチナ賞の4つを受賞した芝浦工業大学柏高等学校の生徒のみなさんと、同校の先生方にお話を伺いました。
2015.03.17
CO-BOでは、2014年10月から約半年間にわたり、就学や進学の問題に直面している国内の貧困世帯の子どもたちの姿を追ってきました。彼らが直面する問題を深く知るために、4人の有識者のみなさまにフォーラムへご登壇いただき、さまざまな視点でご意見をいただきました。
2015.02.24
社会参加や発言が制約されがちな状況にあり、「社会的弱者」と位置付けられることの多い貧困層の人たち。彼らが陥りがちな“Voiceless”や子どもの権利条約と貧困問題の関係について、立教大学の湯澤直美教授にお話を伺いました。
2015.02.05
本テーマ4回目のフォーラム「立教大学 湯澤直美教授編【前編】」では、貧困問題の可視化や日本人の貧困観、貧困解消に欠かせない所得再配分政策の現状と課題、また「子どもの貧困」という言葉が持つ二面性について、お伝えします。
2015.01.27
統計から見えてくるのは「約6人に1人」の子どもが貧困に陥っているという数字だけですが、実際には貧困に陥っている「1人」の子どもは特定の地域に集中している傾向があると、あしなが育英会の奨学課長小河光治さんは話します。社会の「分断」、それを食い止める鍵となる「チルドレン・ファースト」の思想や若者ボランティアの役割について、伺いました。
2015.01.07
希望する高校や大学へ入学するためには、子ども自身の学力だけでなく、親の経済力も問われることが多いのが日本の現状です。今回のCO-BOフォーラムでは、困難に直面する子どもたちを長年にわたって奨学金というしくみで支援を行ってきた「あしなが育英会」の奨学課長、小河光治さんにお話を伺いました。
2014.12.18
ひとり親の貧困家庭と、そこに育つ子どもたちの生活を見つめることは、貧困問題そのものを見つめることにつながります。当事者と共に活動を続けてきたNPO法人しんぐるまざあず・ふぉーらむ理事の丸山裕代さんたちは、貧困の要素や「やり直しのできる社会」といったキーワードを見出しつつあります。フォーラムで詳しくお話を伺いました。
2014.12.03
日本では、ひとり親の2人に1人が貧困に直面しています。なぜ、貧困に陥ってしまのか。暮らしぶりはどんなものなのか。そこに暮らす子どもはどのような日々を送っているのか。第2回フォーラムでは、NPO法人しんぐるまざあず・ふぉーらむ理事の丸山裕代さんにお話を伺いました。
2014.11.20
「子どもの貧困」に学習支援という形でひとつの解決策を実行しているキッズドアの学習支援活動「タダゼミ」の教室を訪問しました。
2014.11.17
貧困に直面する子どもたちに、キッズドアが展開する学習支援というサポート。支援の中で支援者たちが大切にしていることを、キッズドア代表の渡辺由美子さんに伺いました。さらに私たち一人ひとりが「子どもの貧困」とどう向き合っていったらよいかについての示唆もいただきました。
2014.11.07
第1回目フォーラムでは、「子どもの貧困」に学習支援という形でひとつの解決策を実行している特定非営利活動法人キッズドアの代表を務める渡辺由美子さんにお話を伺いました。