【CO-BOのコンセプト】
“CO”はともに、一緒に取り組むこと。“BO”はboard。
CO-BOでは、国内の学びに関する社会問題を、様々なアプローチを通して「より深く知る」ことで、「何を考えるかを考える」ことに取り組んでいきます。
まずは「知ること」から
社会問題とは何か、という問いにはさまざまな意見があります。
CO-BOでは社会問題を「社会のある構造が要因で不幸※が継続される状況」とします。
※主に人権や公共の福祉が損なわれることを想定しています
※主に人権や公共の福祉が損なわれることを想定しています
社会問題の中には、対象者がごく一部であるため認知されづらいものや、その構造が複雑で理解されづらいものがあります。また、問題解決のための特効薬があるわけでもなく、多くの組織や人が状況改善のために努力を続けている状況です。
CO-BOでは、そのような現象の中でも特に学びに関わるテーマについて「何が起きているのか」「どうして起きているのか」「なぜそれが問題なのか」という切り口から整理することで、社会問題を理解することをめざしています。
さらに、有識者の力を借りながらいくつかの社会問題を深く知ることを通して、社会問題の構造をモデル化し、今起きていることだけでなく、特定の社会構造の変化から何が起こりうるのかという見通しを持つヒントを提供することをめざしています。
何を考えるかを考える
学生時代の試験の多くは、特定の課題が与えられ、それを適切に解く力が求められます。一方実社会では、課題そのものを自身で設定する必要もあります。
特に社会に出る前の学生のみなさんには、CO-BOが提供する素材と機会を活用して、社会問題に対する認識を持つことはもちろん、社会に出てから本当に必要とされる「何を考えるかを考える力(課題設定力)」を鍛えるきっかけとしていただければ幸いです。
CO-BOでは、発信内容に対する意見を募ったり、読者同士で意見を交わすワークショップ等の開催も予定しています。
「正解」を求めないプロジェクト
CO-BOではさまざまな有識者の力を借りて、社会問題の理解とそのモデル化をめざしますが、それらは「正解」ではなく、その時点における仮説です。そこでよりよい仮説づくりをめざすためにも、折に触れて読者のみなさんから意見を募ります。意見のいくつかはモデル化への反映や、サイト上等で紹介をさせていただきます。最新情報をお伝えするFacebookページも開設していますので、ぜひご覧ください。