今週の特集
ウィークポイント1
計算して答えの「数」がわかったり、文章題で書き出す場所がわかったりすると安心して問題の指示を忘れがち。
小学生はまずは単位の書き忘れや書き間違いから、中高生は語尾や漢字、解答欄の入れ違いなどから、指示と合わせて見直すクセをつけて。
- 問題をもう一度読み、「記号で」「文中の言葉を使って~」など、答え方の指示まで確認する習慣をつける。
- 単位の書き忘れや書き間違いに注意する。
- 解答欄に記載された記号や書き出し・文末などの文字にも気をつける。
答えと答え方を区別させることで、最後にもう一度見直す意識をもたせましょう。
ウィークポイント2
漢字の問題だけでなく、計算問題でも、書き方のクセは思った以上に点数にひびきます。丁寧に書くことはもちろん、間違えやすいところを意識して練習したり、間違えにくい書き方を決めて。
- 数字の書き方のクセを見つけて直す。
- 筆算や計算は余白を使って大きく書く。小さな文字は見間違いの原因に。
- 鉛筆をきちんと削っておく。
名前や書き始めを丁寧にすると、しばらくは丁寧に書けます。だんだん雑になりがちですが、全体にきれいな文字になります。
ウィークポイント3
この問題はこう解くんだ!と最初に思い込んでしまうと、途中で軌道修正するのが難しくなります。あれ?と思っても強引に答えてしまうことも。初めに問題を正しく理解することがすべてのカギに。
- 答え方の指示の言葉にアンダーラインを引く。
- 問題のキーワードを囲む。
- 問題は2回読む。解いてから問題を読み返す。
慣れないと面倒に感じることもあるので、点数に直結する一手間だと意識させましょう。
ウィークポイント4
ペース配分を意識しないと、最後まで解ききれなくなりがちです。いい加減に解いているわけではなく、不安や焦りも原因に。急いで全問解くよりも、できる問題を正しく答えることが大切と気づかせて。
- 大きく深呼吸してから、ゆっくり名前を書く。
- ざっとすべての問題を見て、できそうな問題から解く。
- 残りの時間を意識する。
- ※一問に時間をかけすぎるとき
- 残りの時間を気にしない。
- ※焦って落ち着かないとき
自分の気持ちを管理するために深呼吸は効果的。あわせて、解けそうな問題を探すことを習慣に。