自由研究ラボ

摩擦の力?
ホバークラフト発進!

わずかに浮いて水や地面の上を進むふしぎな乗り物、ホバークラフト。ビニール袋と段ボールを使ったかんたんな実験で、ホバークラフトの仕組みを再現することができるよ。

カテゴリ
工作
かかる時間
10分
学年
小学1年生
小学2年生
小学3年生
小学4年生

用意するもの

  • ビニール袋
  • 段ボール
  • はさみ
  • セロハンテープ
  • 両面テープ

やってみよう!

ビニール袋を閉じて、片面に穴を開ける

ビニール袋を閉じて、片面に穴を開ける

ビニール袋を閉じて、片面に穴を開ける

口をとじ、片面に穴を開けたビニール袋と両面テープを貼った段ボール。

ビニール袋と段ボールを用意する。写真では段ボールを五角形の形にしているけれど、形はなんでもOK(ビニール袋が貼れる大きさは必要)。ビニール袋の開き口を折ってセロハンテープでとじ、片面の中心に丸く穴を開ける。段ボールに両面テープを貼って、ビニール袋を貼り付ける。段ボールに貼り付ける面は、ビニール袋の穴を開けていないほうだよ。

ビニール袋に空気を入れる

ビニール袋に空気を入れる

パタパタとふって、ビニール袋の中に空気を入れる。

段ボールを持ち、机などの台に向けてパタパタと上下に動かすと、ビニール袋の中に空気が入ってふくらむ。

ビニール袋をすべらせる

ビニール袋をすべらせる

ビニール袋をすべらせる

パクパクティラノサウルスのペーパークラフトをのせてみた。

ビニール袋がふくらんだ状態で前へ押すと、よくすべって前に進みやすくなっているはず。空気を入れる前、穴を大きくした時などとのちがいを調べる。
パクパクティラノサウルスダウンロードはこちら
<発展>進みやすくなったことには、摩擦の力が関係している。穴を開ける前は、ビニール袋と机が触れる部分に「摩擦力」がはたらいてすべりにくかった。穴を開けてビニール袋に空気が入ったことで少し浮いているような状態になり、摩擦力が小さくなったんだよ。興味があれば、「摩擦力」についても調べてみよう。

実験:伊藤尚未

まとめよう

例

穴を開けていない時、穴を大きくしてみた時などのすべり具合を表にまとめよう。実際に人が乗るようなホバークラフトも、基本的には同じ仕組みを使って小さな力で進むことができる。他にも、摩擦の力を利用した道具を見つけたら書いておこう。

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