二瓶 健次 先生

総合監修:二瓶 健次 先生

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体の部位

体の部位アドバイス - 体の発達(体重・身長など)

食事2歳3ヵ月
寄せられたご相談

食事を自分で食べようとしません。三度の食事もなかなか飲み込めず、時間がかかって、しかも食べる量が少ないので心配です。

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食事に対する意欲がなく、自分で食べようとしません。三度の食事もなかなか飲み込めず、時間がかかって、しかもあまり食べてくれません。おやつを用意していても食べないこともあります。一生懸命食べさせようと「モグモグ、ゴックンして」とつい言ってしまうので、それも負担になって食事をするのがいやになっているのかもと思い、心配です。おやつをあげて、食事は少なくてもよいのでしょうか?

先生からのアドバイス
二瓶 健次 先生

焦らず、悩まないで今のペースで食事を進めてください。いつの間にか食べるようになってきます。

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食事を食べてくれないとおうちのかたは心配されるものです。
おうちのかたの心配をよそに、ほんの少ししか口にせず、しかもそれを長い時間口の中に入れていて飲み込んでくれません。スプーンやお皿で遊ぶことに興味をもって食事に興味を示さないこともあります。食事をあまり無理強いすると、かえって反抗的になり食べることを拒否したりします。
しかし、少しずつでも食べていると思いますので、体重が減っていくようでなければ今のペースでいろいろと工夫しながら、そのとき食べるものを見つけて好きなものから食べさせてください。おだてたり、ほめたりするのが良いでしょう。食事のときの雰囲気作りも重要です。
ときに、食事にこだわりがあり、白いご飯しか食べないとか、「ふりかけ」をかけたものしか食べないといったことがあります。これなら食べるという物を探してみるのもいいでしょう。
しばらく努力しているといつの間にかたくさん食べるようになるものです。

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プロフィール


二瓶健次

東北大学医学部卒業。東京大学小児科、自治医科大学小児科を経て、 1979年から2001年まで国立小児病院神経科医長、 2001年から2004年まで国立成育医療センター神経内科医長 、2006年から、東京西徳洲会病院小児センター神経・発達部勤務。 小児神経学、発達神経学が専門。