赤ちゃんと遊びながら産後エクササイズ(産後ダイエット)
赤ちゃんとママ、パパのためにここまで欲ばりました!
「赤ちゃんとの時間を楽しみたい」
「産後の体型が気になる」
「赤ちゃんの心や体にいいことが知りたい」
そんなおうちのかたの声に、まるごとおこたえします!
赤ちゃんの心と体の発達に合わせた遊びをしながらできる、産後エクササイズです。骨盤のゆるみを整えます。もちろんパパがやってもOK。お気に入りの遊びを見つけてくださいね!
<赤ちゃんのからだ> 監修:前橋 明 先生
何気ない動きも赤ちゃんには立派な「うんどう」です。時期に合った動きが元気なからだを育てます。
乳幼児期は、「あそび」と「うんどう」の境界がありません。「あそび」で楽しく動くうちに、自然と健康で丈夫なからだが育っていきます。大切なのは、その時期の成長に合った動きをたくさん経験すること。そして、ときどきは、まだできない「うんどう」もちょっと経験させてみること。大人には何気ない動きに見えても、赤ちゃんはいろいろな刺激を受け取って成長していきます。機嫌よく遊べる程度のほどよい疲れが、からだを強くしていきます。ただし、「うんどうあそび」は興奮や覚醒につながるので、夜は控えて。日中の明るい時間に楽しんでください。
前橋 明(まえはし あきら)先生
早稲田大学人間科学学術院 教授。専門は子どもの健康福祉学。主に幼児期の子どもの「うんどう」と心と体の発達について研究している。子どもの遊びや親子遊びに関する著書や講演も多数。
<赤ちゃんのこころ> 監修:鈴木 みゆき 先生
ふれあい遊びは声かけしやすく、発見もいっぱい。赤ちゃんと一緒に楽しむ時間が親子の絆を深めます。
赤ちゃんとのふれあい遊びは、会話はなくても、親子で向き合って深いコミュニケーションがとれる素敵なひととき。どんな遊びが好きか、どのくらいのスピードが好きかなど赤ちゃんの表情や反応を観察するとおうちのかたにも発見があると思います。そして、ぜひ赤ちゃんの気持ちを代弁するように「高いね」「気持ちいいね」「ビックリしたかな?」などと実況中継をしてみてください。おうちのかたも赤ちゃんと一緒に楽しんでいることが伝わりますよ。「ゆらゆら」「ビューン」などの擬音語も赤ちゃんは大好き。思いついたことを声に出すだけで遊びはいっそう楽しくなります。
鈴木みゆき(すずき みゆき)先生
和洋女子大学人文学群心理・社会学類 人間発達学専修こども発達支援コース教授。生活リズムと発達に関する研究・活動でも知られ、幼児保育の著書多数。作詞・振り付けでも活躍している。
<ママのからだ> 監修:kyo 先生
「がんばる」ではなく「意識する」。産後はからだをリセットしてキレイになるチャンスです!
産後の体型を整えるのに、カギになるのは骨盤です。妊娠・出産を終えた骨盤はとてもゆるんでいます。その骨盤をどう締めていくかがポイント。そのままにしていると腰まわりも引き締まりませんが、ゆるむということは修正しやすい状態なのです。つまり産後は体型を戻すというより、リセットするチャンス、再生するのに最適なときということ!「出産を重ねるたびにきれいになれる」と言ってもいいくらいです。無理する必要はありません。がんばるよりも、骨盤の位置や動きを意識することが大切。負担をかけず、ゆっくりとトライしてみてくださいね。
kyo先生
「スタジオ・ヨギー」 エグゼクティブ・ディレクター。幼児、児童の体操指導の後、フィットネス業界にてプログラム開発、インストラクター育成に貢献。その後、体型改善、機能改善のプログラムを探求し、新トータル・ボディワーク「ビューティ・ペルヴィス」を考案する。著書、DVD多数。
運動の際の注意
- ◎医師と相談し、体に無理のない範囲で運動をしてください。
- ◎帝王切開でご出産されたかたや出産時の状況によっては、主治医より許可が出てから運動をしてください。
- ◎赤ちゃんとおうちのかたのからだと心の健康を目指す運動ですが、必ずしも何らかの効果を保証するものではありません。
- ◎ひもや金具のついていない、サイズに合った動きやすい服装で行いましょう。
- ◎できるだけ周囲に物のない、安全な環境で赤ちゃんを遊ばせましょう。
- ◎赤ちゃんやおうちのかたの体調や様子を見ながら、無理のないように行ってください。
- ◎赤ちゃんの体を動かすときは、しっかりと支えてあげるようにしましょう。