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歯磨き情報 118kids(いいは キッズ)

池田正一 先生
監修:池田正一先生
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Q&A 2~4歳


乳歯が全部生えそろってからは、むし歯だけでなく、かみ合わせや歯並びなども気になってくるもの。そのうち永久歯に生え変わるのだから…。といった考えは絶対に禁物。
ここでは、その後に生えてくる永久歯にも影響を及ぼす、歯並びや噛みあわせなど、さまざまな疑問についてお答えします。

Q
1. 2歳で上の歯8本下の歯7本生えています。下の歯が1本生えてこないことと片方の2本の歯がくっついて生えている様子が気がかりです。
A
1. 癒着歯(ゆちゃくし)あるいは融合歯(ゆうごうし)と呼ぶ歯だと思われます。永久歯には影響はありませんので、心配はいりません。
Q
2. 上の歯が2本、下の歯が3本生えていますが、かみ合わせが逆です。遺伝も心配しているのですが、かみ合わせが決まるのはいつごろですか?
A
2. かみ合わせについては、自然に治る場合と、遺伝的要因もあり長期的な治療計画が必要な場合があります。いずれにせよ小児歯科医に診てもらうとよいでしょう。
Q
3. 何か食べているときに、かんでいない方の歯で歯ぎしりをしているのはどうしてですか?
A
3. 頬(ほお)の筋肉の使い方が未熟なこと、力の入れ具合のバランスがとりにくいことから歯ぎしりをしていると思われます。成長とともに、自然に直るでしょう。
Q
4. 転んで上の前歯の歯茎から出血し、その後黒く変色してきました。永久歯に影響が出ますか?
A
4. 年齢的に歯が再生する可能性もありますから、少し様子を見てよいでしょう。 一度小児歯科でレントゲン写真で確認してもらうとよいでしょう。永久歯については、生えてから確認しましょう。
Q
5. 歯ぎしりをするようになりました。どうすればよいでしょうか?
A
5. 子どもも年齢が上がるにつれ社会が広がることにより、心理的ストレスがかかり、その表現として歯ぎしりをしているのでしょう。成長の過程と考え、もう少し様子を見ましょう。
Q
6. 現在上下4本ずつの歯が生えていますが、下の歯が黒く大人の歯石のようです。雑誌で見たブラックステインの症状によく似ていますが、このままで大丈夫でしょうか?。
A
6. ブラックステインやむし歯ではなく、お茶などによる着色だと思われます。子どもが落ち着いて治療を受け入れることができる3歳ごろになれば、研磨で取ることは可能です。
Q
7. 右の前歯の先端が少し欠けています。今後どのような影響がありますか?
A
7. 歯が欠けたときの状況にもよりますが、少しだけとのことですので、特に問題はないと思います。とがって痛がらないようなら、このまま経過を見てください。
Q
8. 歯ぎしりの歯への影響はありますか?また水道水にフッ素が添加されていると聞きましたが、体への影響はないのでしょうか?
A
8. 子どもの歯ぎしりは一過性のことが多く、少し様子を見てください。歯に影響が出ることはほとんどありません。また、日本では水道水にフッ素を添加している地域はありませんが、諸外国では一部で調整されています。
Q
9. 下あごが小さいと言われました。「イー」とすると下の前歯があまり見えません。もしこのままあごが小さいと、どのようなことになるのか心配です。
A
9. 下のあごは上のあごよりも遅れて成長します。下のあごは身長とともに伸びてきますので、あまり心配ないと思います。現在特別にすることはありません。このまま成長を見守りましょう。
Q
10. 歯医者がいやになり困っています。どのように説得したらいいでしょうか?
A
10. 一度覚えた恐怖を取り除くのは大変です。時間がかかるでしょうが、歯医者さんごっこなどで遊びながら、また小児歯科専門医に相談しましょう。
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