動物クイズ
結果発表
問/9問中 正解!
正解だったところ、間違いだったところの解説を読んで、さらに理解を深めよう!
解説を読んだら、ぜひもう1度挑戦してみてね。
解答・解説
イヌも人間のように汗をかくの?
かく。
かかない。
人間の皮ふには汗腺(かんせん)という汗を出すつくりがありますが、イヌにはほとんどないので、汗をかけません。お昼寝していたイヌのおなかが汗でびっしょり! なんてことがないのはそのためです。そこでイヌは舌を出して、ハアハアと息をして体の熱を逃がしています。他にも、汗をかかない動物がどうやって暑さをしのいでいるのか、観察してみましょう。
まぶたのない動物は?
サケ
ネコ
カメ
人間やネコ、カメなどはかわいた空気の中にすんでいるのでまばたきをして目を涙でぬらして守っています。サケなどの魚は水の中にすんでいるので、目が乾くことがなく、まぶたがありません。
常に目を開けたままなので、眠っているのか起きているのかわからないですね。水族館などへ行ったら、じっくり観察してみましょう。
「つの」や「ひげ」があるヤギはオス?メス?
オス
メス
どちらの場合もある。
ヤギは、性別に関係なく、個体によってツノやヒゲがあるものがいます。
性別によって見た目が異なる動物もいれば、性別によらず見た目がほぼ同じ動物もいます。見た目が異なる場合、クジャクのオスがきれいな羽を広げてメスに見せるように、見た目の違いが異性を引き付ける求愛行動(きゅうあいこうどう)に関係することもあります 。動物園などに行ったときは、ぜひオスとメスを観察してみてください。
ゾウガメは何年くらい生きる?
約10~15年
約50~80年
100年以上
ゾウガメは人間よりもずっと長く生きます。ちなみに、ゾウは50~80年ほど、イヌは10~15年ほど生きます。 からだが大きい動物ほど平均寿命が長い傾向がありますが、例外もたくさんあります。ハダカデバネズミのように、体長は10cmしかないのに30年くらい生きるものもいます。
ラッコの体に生えている毛の本数はどれくらい?(ヒント:人間は約500万本)
約8億本
約8000万本
約800万本
寒い海にすむラッコの体の毛の本数は、人間の約160倍にもなります。たくさんの毛の中に空気をためることで体温を保つことができ、寒い海にすむことができるのです。
ラクダのこぶには何が入っているの?
水
脂肪
筋肉
ラクダがすむ砂漠では、いつも十分な食べ物が得られるとは限りません。そのため、食べ物から得たエネルギーを脂肪にしてこぶにたくわえておき、食べ物がないときに脂肪をエネルギーにして生きられるようにしています。また、こぶは直射日光から体を守っています。
動物は、環境にあったからだのつくりをしています。ほかの動物がすむ環境とからだのつくりにも着目してみましょう。
パンダの食べ物が、タケやササなのはなぜ?
タケやササの味が好きだから。
タケやササに含まれる栄養を必要としているから。
タケやササがたくさんある場所にすんでいるから。
パンダは、肉なども食べる雑食性の動物ですが、野生のパンダがすむ中国の山岳地帯の奥地では、1年中かれずに1年中豊富に食べることができたのがタケやササだったのです。
動物は、すむ場所などに合ったものを食べて生きています。ほかの動物についても、すむ場所と食べ物に注目してみましょう。
クマやリスが冬眠するのはなぜ?
寒い冬は、とても眠くなるから。
なるべくエネルギーを使わずに、食べ物の少ない冬をこすため。
冷たい雪が苦手だから。
寒いときに体温を保つためにはたくさんのエネルギーが必要なので、たくさんの食べ物を食べなければなりません。しかし、冬には食べ物があまりないので、食べ物を探すのも大変です。そのため、なるべくエネルギーを使わずに冬を越すために冬眠します。
クマやリスでも、種類によっては冬眠(冬ごもり)しないものもいます。また、ヘビやカエルも冬眠します。
コアラが寝てばかりいるのはなぜ?
エネルギーを節約するため。
寝るのが好きだから。
夜活発に活動するために、昼間に寝るようにしているから。
コアラが食べるユーカリの葉は消化しづらいという特徴があるため、コアラは消化に多くのエネルギーを使います。そのため、寝ることでエネルギーをたくわえているのです。コアラは1日に約18~20時間眠るといわれています。
人間が風邪をひいた時などに、おかゆなどの消化しやすいものを食べるのは、エネルギーを節約して、病気を治すのに使うためです。
保護者ご自身が理科が苦手であっても、身の回りの疑問についてお子さまと一緒に考えたり、「なぜだと思う?」と問いかけたりすることで、理科好きの土台をつくることができます。この記事が、お子さまの興味を広げ、理科を好きになるきっかけになれば幸いです。
次は何問解けるかな?
もう一度チャレンジ!
執筆者
小川おがわ
株式会社プランディット 理数課
株式会社プランディット