【小学生自由研究テーマNo.33】

こん虫をつかまえて観察しよう

公園などで、こん虫をつかまえて観察する方ほうをしょうかいするよ。じゅんびして出かけ、こん虫のようすをくわしく観察してみよう。

用意するもの

  • 虫とりアミ(なるべくアミが長いもの)
  • 虫カゴ
  • 虫メガネ
  • カメラ
    ★スマートフォンのこん虫図かんアプリで、見つけた虫の名前をしらべられるよ。おうちの人といっしょに、使いやすいものをさがして、使ってみてもいいね。
  • 虫の図かん
    ★家で毒のある虫についてしらべておこう。
  • スケッチブック
  • 色えんぴつ
  • メモ帳
  • えんぴつ
  • 虫対策グッズ・服装(虫除けスプレー、長ズボンなど。長そで長ズボン、ハイソックスで、はだが出ないようにする。軍手もする。)
    ★虫をつかまえる時は、熱中症(ねっちゅうしょう)に気をつけてね。帽子(ぼうし)や水とうも持っていこう。
  • まとめ用の紙(画用紙など)
  • マーカーやふせん

実験の進め方

  1. 1

    虫がいそうな草むらや、しげみをさがす。足元が草にかくれるくらいの場所を見つけよう。

    ★水辺には近づかない。他の人のしき地には入らない。

  2. 2

    虫とりアミを草むらに入れ、すばやく左右にアミをふる。アミの口がとじるようにくるっと返す。

    ★アミはできるだけ低い位置で大きくふろう。

  3. 3

    とじたアミをひらかずに、中をよく見て、虫がつかまっているかをたしかめる。つかまっていたら、虫が飛び出さないように気をつけて虫カゴにうつす。

    ★ちがう種類の虫を入れるとケンカしてしまうことがあるよ。なるべく 1 種類ずつ観察しよう。

  4. 4

    虫カゴの中の虫を直接(ちょくせつ)見たり、虫メガネで見たりしてじっくり観察する。虫の顔、足のつき方、動きの速さなどに注目して、気づいたことをメモする。

    ★スマートフォンのこん虫図かんアプリが使えるときは、つかまえたこん虫をしらべてみよう。

  5. 5

    観察が終わったら、元いた場所に虫をはなす。

まとめ方・提出の工夫

  • 虫を見つけた日、時間、天気や気温、見つけた場所(大きな公園の中や空き地、山の中などと、近所でなければ県や市町村も書こう)、まわりのようすで気づいたこと(草の高さ、人の多さ、近くに大きな道路やビルがあるなど)を書こう。
  • 見つけた虫の名前をしらべて書き、観察して気づいたことをまとめよう。「目、口」「足のつきかた」などの見出しをつけたり表にしたりすると見やすくまとまるよ。
  • 観察した虫の写真や絵をはって、とくに見てほしいところにマーカーやふせんでしるしをつけよう。
    (例)
    表

まとめる時に便利な
テンプレートはこちら

発展のヒント

  • 観察した虫について図かんなどでしらべて、まとめに書き足そう。自分が気がついたことと同じだった点、ちがっていた点を書いてもいいね。
  • 季節を変えて、同じ場所で虫をさがしてみよう。気温や植物などにも注目して、どのくらい変化したかをくらべよう。
  • 草むらだけでなく、木のみきや、土の上などでも虫を見つけられることがあるよ。いろいろな場所をさがしてみよう。

まとめに役立つ豆知識

監修:白數哲久(昭和女子大学准教授)

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