【中学生自由研究テーマNo.52】

衣類のしみを落とす力を比べよう

服にソースなどをこぼすと、しみになるよね。しみを落とすには、何を使うのが効果的なのか調べてみよう。
知っておくと生活にも役立つよ!

衣類のしみを落とす力を比べよう
対象学年
制作日数
カテゴリ

用意するもの

  • いらなくなった白い布または白い服
  • 調味料 数種類
    (しょう油、ソース、ケチャップ、油など)
  • 落とすもの 数種類
    (石けん、食器用洗剤、重曹、アルコール、洗濯洗剤など)
    ★漂白剤は危ないので、この実験では使わないようにしよう!
  • 綿棒

実験の進め方

  1. 1

    実験に使うものを決めたら、しみがよく落ちると思うものを◎、まあまあ落ちると思うものを○、しみが残ると思うものを△や×で予想して書きとめておく。

  2. 2

    綿棒で調味料を布につけていく。落とすものの種類と同じ数のしみをつくり、5〜10 分おいたら写真をとる。

    ★調味料の列と落とすものの列を決めて、布のはしに書いたり、印をつけたりしておこう。

  3. 3

    石けん水や洗剤を綿棒につけ、すべての調味料にそれぞれのせて軽くたたき、写真をとる。

  4. 4

    10 分ほどおいて変化を観察し、写真をとる。

  5. 5

    水洗いして乾かす。かわいたら写真をとる。

    ★なるべくしわにならないように、しっかり広げて干そう。乾いたらアイロンをかけると、結果が比べやすくなるよ。

まとめ方・提出の工夫

  • 実験の手順を写真と文章で紹介しよう。実験の途中で気づいたことも書こう。
★重曹はつけたあとで結晶が残った。
  • しみの落ち方の予想と結果を比べよう。実験をしてみてわかったことをまとめよう。
  • しみがよく落ちたものの成分と効果を調べてみよう。なぜ、しみが落ちたのかを考えてまとめよう。
  • インターネットなどで紹介されている、しみの落とし方を調べて実験と比べてみよう。使うもの、水の温度、もむ、こするなどの方法などに注目して、効果的なしみの落とし方をまとめよう。

まとめる時に便利な
テンプレートはこちら

発展のヒント

  • しみをつけてから 2〜3 日おいて、同じ条件で実験してみよう。落ち方に変化があったら、どんな点が変わったか、それはなぜだと思うかをまとめよう。
  • 洗濯用洗剤の成分と環境への影響について調べてみよう。汚れをよく落とし、かつ環境に影響の少ない洗剤は何だろう? 調べてわかったこと、考えたことを自由に書こう。

監修:白數哲久(昭和女子大学准教授)

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