【中学生自由研究テーマNo.46】

ドラマ・小説から歴史を探る

歴史ドラマや歴史小説を見たり読んだりして、その作品の題材になっている歴史上の出来事について調べ、教科書やほかの作品と比較しよう。

ドラマ・小説から歴史を探る
対象学年
制作日数
カテゴリ

用意するもの

  • 歴史ドラマ・歴史小説
  • 歴史教科書
  • 歴史資料集
  • 歴史ドラマや歴史小説のホームページ
  • 同じ時代の情報を紹介するインターネットサイトなど

進め方(準備すること)

  1. 1

    好きな歴史上の人物や興味のある時代の作品を探し、見たり読んだりする。

  2. 2

    作品の舞台となる場所、当時の様子、時代背景などを教科書や本などで調べる。

  3. 3

    同じ時代や人物が登場するほかの作品を探して見たり読んだりする。

    ★歴史をあつかったマンガもあるね。

  4. 4

    出来事や人物の性格など、いくつかのポイントを決めて比較しながら読む。

まとめ方・提出の工夫

  • 題材にした作品のことを紹介しよう。作者、書かれた時代、あらすじなどをまとめよう。
  • 比較したことを表にしよう。関連する写真、地図、絵画なども貼ると、わかりやすいね。
  • 作品によって書かれ方が大きくちがっていることは、なぜちがうのか、作者の伝えたいこと、作品の視点などを自分なりに考えて書こう。
  • 小説やマンガにのっている注釈(ちゅうしゃく)や補足にも注目しよう。脚色(きゃくしょく)されたエピソードや異なる説などがあれば、調べてみよう。
  • 舞台(ぶたい)になった場所の現在の様子、その後の歴史なども紹介しよう。

まとめる時に便利な
テンプレートはこちら

発展のヒント

  • 同じ人物でも、扱われた時代によって評価が大きく異なったりする場合があるよ。そのわけを考えてみよう。
  • 自分ならどのような歴史上の出来事や人物を歴史ドラマや小説にするかを考えよう。また、どのようなことを伝えたいか、どのような視点で書きたいかも考えてみよう。
  • 実際にあらすじを考えて表にしたり小説を書いたりしてみよう。
    (創作のヒント)
    ① テーマ・舞台となる場所・当時の様子・時代背景・主なストーリー・小説で伝えたいこと(主人公の魅力(みりょく)や苦悩など)を表にする。
    ② 歴史上の定説となっている出来事を新しい視点で見てみる。主役とわき役を立場や視点を変えてみてもよい(例えば忠臣蔵では敵役の吉良上野介は、地元では善政をほどこした名君として人気があった)。
    ③ 有名な人物の近くにいた人の視点を想像して考えてみる。

更新日:

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