【小学生自由研究テーマNo.153】

楽しいピニャータ(くす玉)を作ろう!

ピニャータは南米でお祝いやお祭りで使われる、日本のくす玉のようなものだよ。カラフルに仕上げて楽しもう!

楽しいピニャータ(くす玉)を作ろう!
対象学年
(保護者と一緒に)
(一人でできる)
制作日数
カテゴリ

用意するもの

  • ※小麦粉を使用します。アレルギーに注意してください。
  • 風船
  • 新聞紙
  • 小麦粉 100g
  • 水 200mL
  • ボウル
  • ガムテープ
  • ひも(1m くらいのもの)2 本
  • ハサミ
  • のり
  • お花紙(あればジャバラ折りになっているものが使いやすい)
  • おかし(なるべく軽いもの。ピニャータの中に入れるよ)

進め方(準備すること)

  1. 1

    新聞紙を半分に切り、幅(はば)10cm くらいにさく。

    ★新聞紙には切りやすい方向があるよ。

  2. 2

    風船をふくらませ、周りが汚れないように作業する場所全体に新聞紙をしく。

  3. 3

    ボウルに小麦粉と水を入れて混ぜ、小麦粉のりを作る。

  4. 4

    ①で切った新聞紙を 1 枚③のボウルに入れ、すべらせるようにして全体に小麦粉のりを付ける。

    ★のりを付けると新聞紙が破れやすくなるので注意して!

  5. 5

    ④を風船に縦にはり付ける。結び目の周りは 5cm ほど空け 、反対側はすべて新聞紙で包みこむようにする。

    ★小麦粉のりがなくなったら、新しく作ろう。新聞紙が扱いにくい時は、長さを半分にするといいよ。

  6. 6

    全面にはれたら、風船の結び目にひもを付けて日当たりのよい場所にぶら下げ、数時間〜半日乾かす。

  7. 7

    ④〜⑥をくり返し、ある程度表面が乾いたら、風通しのよい室内または浴室などの換気扇を回した状態でさらに乾かす。

  8. 8

    しっかり乾いたら、風船の結び目の近くをつまんで小さな穴を開け 、つまんだ指を少しずつ 離して、ゆっくりと空気を抜く。

    ★勢いよく空気を抜くと新聞紙がへこんだり破れたりするから気を付けて。

  9. 9

    風船を取り出し、口の周りをハサミで切って整え、短く切ったガムテープをはって補強する。ガムテープに 2 か所 ひもを通す穴を開ける。

    ★穴は大人に開けてもらおう。ピニャータを壊さないように気を付けて。

  10. 10

    お花紙をジャバラに折り、長さを半分に切る。はしから 1〜1.5cm をのりしろとして残して折り目を切り、ひだを作る。同じものをたくさん作る。

  11. 11

    8 をひっくり返して空き瓶(びん)などにかぶせ、9 をぐるっとはり付ける。はる位置をずらしながら、ガムテープで補強した部分までお花紙をはる。

  12. 12

    中におかしを入れてぶら下げる。
    (遊び方)
    歌を歌ったり数を数えたりしながら、ぶら下げたピニャータを棒でたたくよ。数人で順番に壊れるまでたたいていこう。ピニャータが壊れたら、落ちてきた中のおかしがもらえるよ!

まとめ方・提出の工夫

  • ピニャータの作り方や遊び方、ピニャータとはどんなものかを書いてまとめ、作ったものと一緒に提出しよう。
  • テーマを決めてお花紙の色を工夫しよう。夏は赤いお花紙に黒いペンでタネを描いてスイカ、10 月はハロウィンのカボチャ、クリスマスは赤と緑にしても楽しいね。好きなスポーツチームの色などで作ってもいいよ。
  • メキシコにはピニャータの歌があるよ。調べて歌ってみたり、まとめに加えたりしよう。

まとめる時に便利な
テンプレートはこちら

発展のヒント

  • 世界には、どんなピニャータがあるかな? 形や中に入れるものを調べてみよう。
  • 枠や型に紙をはり付けて形作られたものを「張り子(はりこ)」と呼ぶよ。だるまや赤べこ、張り子の虎などが有名だね。全国には、どんな張り子があるかな?
  • ピニャータはみんなが集まるイベントやお祭りで用意すると盛り上がるよ。どんな時に作ってみたいか、どんな歌や曲だと面白いか考えてみよう。

まとめに役立つ豆知識

  • ピニャータの起源は 16 世紀、悪魔(あくま)払いの儀式(ぎしき)として行われていました。現在では、パーティーを盛り上げるお楽しみになっています。

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