小学校入学準備インフォ
ランドセルや学習机などの準備から、身につけておきたい生活習慣・学習習慣まで、入学準備に関する情報をご紹介します。
学習の準備は、どこまでできていれば安心なのでしょう?
「先取りしすぎると、知っていることを習う授業がつまらなくなる」とか、「自分の名前の読み書きだけできていればOK」など、諸説ありますが、目安をご紹介します。
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人の話がちゃんと聞ける
小学校の1時限は45分間。しかし、45分間、集中して話を聞き続けるのは、大人でも難しいものです。
大切なのは、先生が呼びかけたポイントで、すばやく話を聞く態度・姿勢に切り替えられるか、です。
まずは、おうちのかたも、お子さまの話をしっかり聞いてあげるようにしましょう。
そうすることで、人が話すときはちゃんと話を聞くべきと理解ができるでしょう。
また、絵本の読み聞かせも、聞く力を身につけるのに効果的です。 -
机に向かう習慣づくり
年長さんのうちは、1年生のマネをする、ごっこ遊び感覚で10分程度で構いません。
少しずつでも、机に向かうようにしましょう。家庭での学習習慣は、中学、高校へと進学したときの大きな財産となります。入学準備段階で大切なのは、学習の量をこなすことではなく、習慣づくりです。
ご家庭では、できたことを認めて、たくさんほめ、学ぶ楽しさを教えてあげてください。 -
ひらがなの読み書き
小学校での生活を考えると、自分の持ち物をちゃんと管理するために、名前が読めないと困ります。
テストやプリントには必ず自分で名前を書くので、自分の名前の読み書きは、できるようにしておくと安心でしょう。
さらに、プリントが読めないと取り組むことができませんし、明日の時間割や持ち物を記す連絡帳も子ども自身が書くので、ひらがなの読み書きもすぐに必要になります。
ベネッセが行ったアンケート(※)では、年中から年長にかけてひらがなを書けるようになっていたお子さまも一定数いらっしゃるようです。
当然ですが、授業は理解できなければつまらないものになってしまいます。授業が「楽しい!」と思え、積極的にのぞめるよう、今から下地づくりを始めましょう。 -
時計の見かた
時間をみて動くことが多い小学校生活。
まだ時計が読めなくても、「時計の長い針が6になるまでに準備をする!」など、時間を意識しながら、生活のリズムをつくるように心がけましょう。