2021/03/05

東京大学社会科学研究所・ベネッセ教育総合研究所共同研究「子どもの生活と学びに関する親子調査2020」

親子パネル調査(Wave1から)の調査結果

調査の目的

本調査は、東京大学社会科学研究所・ベネッセ教育総合研究所共同研究「子どもの生活と学び」研究プロジェクト(親子パネル調査)の第6回調査(Wave6)です。

このパネル調査では、「子どもの生活・学習・人間関係・価値観」などの意識・実態や「保護者の子育て・教育」の意識・実態が、「子どもが身につけている力」や「自立」の程度とどのように関連しているのか、また、それらが高校卒業時点での「自立」にどのようにつながっていくのかを明らかにしていきます。

調査の概要

調査テーマ

子どもの生活と学習に関する意識と実態(本体調査・子ども)
保護者の子育て・教育に関する意識と実態(本体調査・保護者)
※第6回調査は「人間関係」「価値観」ともに、新型コロナに関する意識についても尋ねています。

休校時期や学校再開時期の子どもの意識と実態(中高生追加Web調査)

調査方法

郵送による自記式質問紙調査(本体調査)
Web調査(中高生追加Web調査)

調査時期

2020年7~9​月(本体調査)
2020年8~9​月(中高生追加Web調査)

調査対象

全国の小学4年生から高校3年生の子ども14,492名、小学1年生から高校3年生の保護者20,413名(本体調査)。
※このプロジェクトの「調査モニター」(20,413組の親子)全員に調査票を配布(本体調査)。

このプロジェクトの「調査モニター」のうち、中学1年生から高校3年生の子ども8,776名(中高生追加Web調査)。

調査項目

【本体調査・子ども】
起床・睡眠時刻/生活時間/学習時間/勉強の好き嫌い/学校生活/好きな教科や時間/部活動/習い事/学習塾/アルバイト/仲の良い友だちの人数/友だち関係/つきあい(彼・彼女)/保護者とのかかわり/他者とのかかわり/ お金に対する感覚/社会に対する意識/自分の将来像/なりたい職業/成績の自己評価/学習・思考・行動・人間関係の得意・苦手/自信/生活の満足度/幸福感/休校中の家庭でのすごし方/休校中の学校の状況や対応など
※小学1~3年生については、一部の項目を保護者が回答。

【本体調査・保護者】
子どもとのかかわり/習い事/学習塾/教育費/おこづかい/教育観/悩みや気がかり/社会に対する意識/子どもの将来像/子どもの生活の満足度/保護者自身のふだんの生活(趣味、社会活動など)/幸福感など
※上記以外に、子どもの属性、保護者の属性に関する項目を尋ねている。
※小学1~3年生は、子どもの項目の一部を保護者が回答している。

【中高生追加Web調査】
休校期間中の学校の宿題の量・種類・内容/学校再開後の状況など

●調査構造図