【小学生自由研究テーマNo.147】

マヨネーズをつくろう!

マヨネーズは自分で作ることができるよ。作るときの色やとろみの変化をよく観察して、できたてのマヨネーズを味わおう!

用意するもの

  • 酢(す) 大さじ1
  • たまごの黄身 1こ分
  • 塩 ふたつまみ
  • サラダ油 100mL
  • カップまたはボウル(あわ立て器でまぜられるサイズのもの)
  • あわ立て器
    ★卵を使う実験です。アレルギーに注意してください。

実験の進め方

  1. 1

    酢とたまごの黄身、塩をカップに入れてあわ立て器でよくまぜる。

  2. 2

    白っぽくなって、とろみが出たらサラダ油を大さじ1加えてまぜる。全体がよくまざったら、さらにサラダ油を加えてまぜる。

  3. 3

    途中のようすを観察したり、写真にとったりしながら、マヨネーズができるまでくり返す。

    ★色の変化やとろみ(えき体からクリームじょうになっていくようす)などに注目しよう。

  4. 4

    ④ 野菜につけて食べてみる。

    ★作ったマヨネーズは、なるべくその日のうちに食べきろう。

まとめ方・提出の工夫

  • マヨネーズの作り方を書こう。まぜたときのようすや、できあがったマヨネーズの味など、気が付いたことや感じたことをまとめよう。
    ★お店で売られているマヨネーズとの、ちがいを書くといいよ。
  • たまごの黄身を入れずに、酢、サラダ油、塩をまぜると、サラッとしたドレッシングができるよ。同じ分量で作ってくらべてみよう。たまごの黄身はどのような働きをしているのかな? 考えを自由に書こう。
  • サラダ油や酢の量を変えて作るとどうなるかな? 試して気付いたことをまとめよう。
  • 作ったマヨネーズは、たまごサラダやポテトサラダにも使えるよ。チャレンジして、感想を書こう。

まとめる時に便利な
テンプレートはこちら

発展のヒント

  • 水分とサラダ油がたまごの黄身によって混ざり合うことを「乳化(にゅうか)」というよ。乳化について調べ、わかったことをまとめてみよう。
  • マヨネーズのほかにも、乳化を利用した食品や料理があるかな? 調べてみよう。
  • 乳化させる性質(せいしつ)を持つものは「乳化剤(にゅうかざい)」または「界面活性剤(かいめんかっせいざい)」と呼ばれるよ。その働きをくらべてみよう。

まとめに役立つ豆知識

  • マヨネーズでは、卵黄に含まれる「レシチン」という成分が、酢と油を結びつける乳化剤の役割をはたしているよ。

キーワードを調べよう

  • 「卵黄 レシチン 乳化」「乳化を利用した食品(料理)」

監修:白數哲久(昭和女子大学准教授)

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