【小学生自由研究テーマNo.61】

海そうの標本を作ろう!

家で食べている海そうや、海で拾った海そうなど、いろいろな種類の海そうを標本にしよう。きれいに広げて、海そうの形を観察しよう。

用意するもの

  • いろいろな種類の海そう(海藻サラダ用の乾燥タイプ。惣菜の添え物や塩漬け、海で拾ったものでもよい)
  • 段ボール
  • 画用紙
  • 布(木綿の布。さらしや手ぬぐいがよい)
  • 新聞紙か厚紙

実験の進め方

  1. 1

    海そうを水につける。

    ★塩づけの海そうや拾った海そうは、よく洗ってから 10 分以上水につけて塩分をぬこう。乾燥した食用の海そうは、たっぷりの水でしっかり戻してから使おう。サラダについている海そうも洗って使えるよ。

  2. 2

    段ボールの上に画用紙をおき、上に海そうをていねいに広げる。布をのせ、厚紙をおいて段ボールを重ねる。本などをのせて重しをする。

  3. 3

    1 日たったら海そうのようすを確認し、しめっているときは厚紙を取りかえて同じように重ね、重しをする。海そうがしっかりかわくまで、くり返す。

うまくいかないときは、
ここをチェック

  • 十分にかんそうしていないうちに取り出すと、反り返ってしまうことがあるよ。

まとめ方・提出の工夫

  • かんそうさせた海そうをまとめ用の紙にならべてはり、海そうの名前を書こう
    ★海そうの名前は、図かんやインターネットで調べてみよう。お店で売っているものは、袋やシールなどに書いてあることが多いから、よく見てみよう。
  • 海にいるときの海そうの姿を調べて、標本の横に絵や写真をはろう。どのくらいの大きさかも書いておくといいよ。
  • 標本をつくるのに大変だったこと、工夫したこと、感じたことを自由に書こう。

まとめる時に便利な
テンプレートはこちら

発展のヒント

  • 海そうを使った料理や名産品を調べてみよう。産地を地図に記入してもいいね。
  • 同じ種類の海そうで、色がちがうものがあるよ。探してみよう。なぜ色が変わるのかも調べてみよう。
  • いろいろな海そうを使って、はり絵の作品にするのも面白いよ。

まとめに役立つ豆知識

  • 海そうは、食べる以外にもいろいろな使われ方をしているよ。薬を形作ったりカプセルの材料になったり、シャンプーなど美容品にも使われている。どんな効果があるのか、調べてみよう。

監修:白數哲久(昭和女子大学准教授)

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