もうすぐ小学生!直前の春休みに教えておきたいこと
- 子育て
小学校入学は、子育ての大きな節目。直前の春休みは、保護者のかたもお子さまも、期待と不安が入り混じった気持ちで過ごしているのではないでしょうか。小学校生活にスムーズに溶け込めるように、入学直前のお子さまに伝えておきたいことをまとめました。
小学生としてのルールや心構えを教えよう!
入学準備というと、ランドセルや持ち物などの用意に目が向きがちです。もちろんそれも大切ですが、入学を間近に控えたこの時期に小学生としてのルールや心構えもしっかりと教えておきましょう。
■通学路の安全を確認しましょう
小学校入学後の大きな心配事のひとつが通学路の安全性です。そこで入学前に、自宅から学校、学童クラブまでの道のりを子どもと一緒に歩いてみましょう。「交通量の多い道路」「樹木や看板などで見通しの悪い場所」「ガードレールのない通り」「信号機のない交差点」「自動車がスピードを出しやすい狭い道路」など、危険な箇所があったら注意を促し、道のどちら側を歩くかなど、安全なルートを教えます。その際は一方的に教えるのではなく、「ここはどうして危ないと思う?」などと、子どもに考えてもらうようにすると交通安全への意識が高まるでしょう。また、背の低いフェンスや看板など、子どもの視線で死角になる箇所がないかも注意深くチェックしましょう。
■早寝早起きの習慣をつけよう
朝なかなか起きられず、バタバタと準備して登校するようでは、勉強や運動に集中できません。春休みのうちに生活習慣を見直し、寝る時間や起きる時間をしっかりと決めて生活リズムをととのえましょう。起きてすぐには食べたがらない子どももいますが、朝食をしっかりと取らないと午前中は頭の働きが鈍くなります。起きる時間を早めるなどして、朝食を欠かさないように心がけてください。
■図書館の使い方を教えましょう
わが子に読書好きになってほしいと願う保護者のかたは多いはず。学校にも図書室はありますが、蔵書数の多い公共図書館を使いこなせるようになると、本との出合いのチャンスが広がります。小学校入学を機に図書館カードを持たせて自由に借りられるようにするとよいでしょう。子どもがひとりで行ける場所に図書館がある場合は、ルート上に危険な箇所がないかを確認しながら一緒に歩いてみてください。図書館ではルールやマナーとともに、わからないことがあったり、本を探したりしたいときは司書に相談するように教えましょう。
■自分の身を守るルールを教えましょう
知らない人に声をかけられても絶対について行かないことなど、自分の身を守るためのルールを改めて確認してください。また不審者に遭遇した場合など身に危険を感じることがあったら、迷わず近所の家に飛び込むように教えましょう。
■和式トイレに慣れさせましょう
学校のトイレは、和式のことが多いようです。園も和式だった場合は問題ありませんが、使い慣れていない場合は駅や公園などのトイレで練習するとよいでしょう。
■携帯電話のルールを教えましょう
小学校入学を機に、安全のために子ども用の携帯電話を持たせるご家庭が増えています。使用上のルールを理解させるのは、最初が肝心です。子どもが携帯電話を使っていい状況や機能をしっかりと教えるとともに、使わせたくない機能はオフにするなどの設定をしておきましょう。