【小学生自由研究テーマNo.156】

紫キャベツの「指示薬」で実験しよう

ふれたものが酸性かアルカリ性かなどを調べられる「指示薬」は、自分で簡単に作ることができるよ。自作の指示薬を実験に使ってみよう!

用意するもの

  • 紫キャベツ
  • 石けん水

進め方(準備すること)

  1. 1

    紫キャベツを1cm幅くらいに切る。

  2. 2

    鍋で湯をわかし、ふっとうしたら①の紫キャベツを入れて10分くらい煮る。

  3. 3

    お湯が紫色になったらザルでこして液体を取り出す。

    ★これで指示薬は完成!

  4. 4

    水、酢、石けん水を指示薬に入れて色の変化を確認しよう。

まとめ方・提出の工夫

  • 指示薬の作り方と確認方法をまとめよう。使ったものの分量や、かかった時間なども示すといいよ。
  • 指示薬は酸性やアルカリ性のものにふれると色が変わるよ。水、酢、石けん水を入れて、わかったことをまとめよう。
  • ジュースや調味料など、いろいろな液体を指示薬に入れて反応を見よう。結果を色分けして表にまとめるといいね。近い色になるものには、どのような共通点があるのかも考えてみよう。

まとめる時に便利な
テンプレートはこちら

発展のヒント

  • 「酸性」と「アルカリ性」の特徴を調べてみよう。代表的な水溶液や味を表にして、自分の調べた結果とあわせてまとめよう。
  • pHに関係する指示薬には、学校で使うリトマス試験紙もあるね。ほかには、どんな指示薬があるだろう。それぞれの色の変化も調べてまとめよう。
  • 紫キャベツのほかにも指示薬にできる食品があるだろうか? ナスやブドウの皮、マローブルー(ハーブティー)などを使って、酸性やアルカリ性の液体の色が変わるか試してみると面白い。

まとめに役立つ豆知識

  • 小・中学の理科でも学習する指示薬。紫キャベツ液は酸性、中性、アルカリ性(pH)を調べる指示薬のひとつだね。紫キャベツに含まれるアントシアニンという色素が反応して、色が変わるよ。

監修:白數哲久(昭和女子大学准教授)

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