【小学生自由研究テーマNo.141】

合わせかがみのふしぎ

2枚のかがみを向かい合わせに置いた時、真ん中に置いたものは、どのように見えかな? 角度を変えて、見え方の変化も調べてみよう。

用意するもの

  • かがみ 2 枚
    ★なるべくフレームがない、または細いものがいいよ。開閉式の 2 面かがみが便利。同じかがみでなくても OK だよ。
  • かがみにうつすもの
  • 分度器

実験の進め方

  1. 1

    はじめに2枚のかがみを 180 度に開いて置き、真ん中にものを置いて正面からの見え方を確認する。

    ★ 1 枚のかがみを置いたときと同じように見える。

    ★倒れやすいので気をつけて進める。

  2. 2

    次にかがみの両はしを近づけ、かがみの角度が 120 度くらいになるようにして正面からかがみを見る。このとき、かがみには、置いたものがいくつうつっているかを絵に描いて記録する。

  3. 3

    かがみの両はしをさらに近づけて 90 度に向かい合わせる(上の写真の状態にする)。このときの、うつって見えるものの数と見え方も絵に描く。

  4. 4

    さらにかがみの角度をせまくしながら、もののうつりかたがどう変わるかを記録する。

まとめ方・提出の工夫

  • かがみの角度と、うつるものの数を表にしてまとめよう。
  • かがみの角度がせまくなると、うつるものの数はどうなったかな?気がついたことを書いてみよう。
  • かがみにうつったものは、ふつう左右が反対に見える。合わせかがみにうつったものは、どうだっただろう。

まとめる時に便利な
テンプレートはこちら

発展のヒント

  • 時計や文字など、左右がはっきりちがうものをいろいろうつしてみよう。
  • 2 枚のかがみをはなした状態で向かい合わせに置くとどう見えるかな。

まとめに役立つ豆知識

  • ふだん自分の顔をかがみで見るときは、左右が反対に見えている。合わせかがみの真ん中にうつった自分の顔は、まわりの人が自分を見るときの見え方と同じになるよ。

監修:白數哲久(昭和女子大学准教授)

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