【小学生自由研究テーマNo.117】

こすると消えるインクのペンをこすらずに消す!

こすると消えるペンを使ったことがある? 描(か)いたものが消えたり浮き出たりする、ふしぎな絵を作って、そのしくみを考えてみよう。

用意するもの

  • こすると消えるインクのペン
  • ふつうのペン(こすると消えるペンと同じ色のペンを用意しよう)
  • コピー用紙や画用紙

実験の進め方

  1. 1

    ふつうのペンを使って、紙に絵を描く。

  2. 2

    こすると消えるペンの同じ色で、上から絵を描き足したり塗りつぶしたりする。

  3. 3

    ドライヤーの温風を当てると、上から描いたインクだけが消える。

  4. 4

    消えた色が戻るか確認する。

    ★消えた色が戻らないとき、冷とう庫に入れると色が戻ることがある。熱しすぎると、戻らなくなるよ。

まとめ方・提出の工夫

  • 実験のようすを絵や写真で伝えよう。
  • 消えていくところに温度計を置いて温度をはかろう。何度くらいになると消えるかな?
  • こするとペンの色が消えるのはどうしてだろう。実験の結果と合わせて考えてまとめよう。

まとめる時に便利な
テンプレートはこちら

発展のヒント

  • 日光で熱くなった地面に置いて、絵が消えるか試してみよう。どの場所が熱くなっているかも調べてみよう。
  • 絵を描く紙のあつみを変えて試してみよう。消えるまでの時間や温度に変化はあるかな。
  • 消える線と残る線があることを利用して、面白い絵を考えてみよう。たっぷり入ったジュースが消えてなくなってしまう、目を開けていた人が目を閉じる、などどんなアイディアを思いつくかな。

監修:白數哲久(昭和女子大学准教授)

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