【小学生自由研究テーマNo.109】

割れないシャボン玉を作ろう!

シャボン玉でお手玉ができるかためす実験だよ。いろいろなもので、シャボン玉が割れないかたしかめて、その理由を考えよう。

用意するもの

  • 台所用洗剤(せんざい)
    ★界面活性剤(かいめんかっせいざい)30%以上のものを用意しよう。
  • シャボン玉液を作る容器
  • シャボン玉用のリングなど(ストローを使う場合は誤飲に注意する)
  • 新しい軍手(洗ったことがなく、のりがついているもの)

実験の進め方

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    台所用洗剤と水を1:10で混ぜる。

  2. 2

    シャボン玉用のリングなどを使って、なるべく大きなシャボン玉を作って飛ばし、新しい軍手 でお手玉をする。

    ★シャボン玉用のリングは牛乳パックでも作れるよ。

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    何回お手玉ができたか、数えて記録する。

  4. 4

    他の洗剤や手袋(てぶくろ)でも試してみる。

まとめ方・提出の工夫

  • シャボン玉はうまく作れたかな? 大きなシャボン玉を作るために工夫したことや気をつけたことを書こう。
  • 軍手でお手玉はできたかな? 洗った軍手 や手で試したらどうなるだろう? フリース素材の手袋や、いろいろな布を手に巻いて試してみよう。結果を比べてもいいね。
  • 他の洗剤で試したら、その結果も書こう。シャボン玉ができたか、お手玉ができた回数、シャボン玉の大きさや数などを表にまとめるとわかりやすいよ。

まとめる時に便利な
テンプレートはこちら

発展のヒント

  • シャンプーや洗濯用の洗剤など、泡立つものはみんなシャボン玉になるかな? 試してみよう。
  • 台所用洗剤には、どんなものが入っているかな。「界面活性剤」の割合の違いや、他の成分の違いを比べてみよう。

まとめに役立つ豆知識

  • 食器用洗剤でシャボン玉ができるのは、洗剤の中の「界面活性剤」が水の表面に膜(まく)を作るからだよ。界面活性剤の割合(%)が高いものはシャボン玉ができやすいけれど、他の成分がじゃまをして、できにくくなることもあるよ。

監修:白數哲久(昭和女子大学准教授)

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