【小学生自由研究テーマNo.38】

よく飛ぶ紙飛行機を作ろう!

いろいろな折り方で紙飛行機を作ってデータをとり、飛び方を比べてみよう。いちばんよく飛ぶ紙飛行機は、どんな形かな?

用意するもの

  • 長方形の紙
  • 紙飛行機の折り方が紹介されている本やインターネットサイトのページ
  • 飛んだ距離(きょり)を測る巻き尺など

実験の進め方

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    折り方を見ながら紙飛行機を作る。

    飛行機の折り方の例(図参照):へそ飛行機

    ★こんな飛行機の折り方も探してみよう
    イカ飛行機
    宙がえり紙飛行機
    アクロバット紙飛行機
    ブーメラン紙飛行機

    ほかにも、いろいろな紙飛行機の折り方があるから、どんどん試そう!

  2. 2

    風のない室内で飛ばして距離を測る。「ふわっと上がってすぐ落ちた」「くるっと縦(たて)に回転した」など飛び方もメモしておく。

    ★人に向けて飛ばさないこと! 飛行機の先を折っておくと危なくない。

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    1機につき5〜10回飛ばして、距離の平均を計算する。

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    種類の違う紙飛行機を飛ばして、同じようにデータをとる。

    ★飛ばすときの力の入れ方や飛ばす角度は、できるだけ変わらないようにしよう。それでもまったく同じように飛ばすことはできないので、くり返し飛ばして平均距離を測るよ。

    (飛ばし方の例)
    ・先を上に向けないで、まっすぐに飛ばす
    ・水平に、押し出すように飛ばす
    ・左右のの翼の開きぐあいを同じにする

まとめ方・提出の工夫

  • はじめに実験に使った紙飛行機を写真やイラストで紹介しよう(実際の紙飛行機を貼りつけたり作り方を紹介したりしてもいい)。
  • 飛んだ距離のデータと飛び方の特徴(とくちょう)を表にまとめよう。
  • 表
  • 飛行機の形と飛び方の違いを比べて気づいたことを書こう。
    (ヒント)
    翼の形や大きさに注目しよう。
    紙の厚い部分(たくさん折り重なっている部分)はどこかな。厚みのある場所や折り重ねた回数に注目しよう。

まとめる時に便利な
テンプレートはこちら

発展のヒント

  • よく飛んだ紙飛行機を選んで、紙の種類や大きさを変えて飛ばしてみよう。
  • 紙飛行機の前や後ろにクリップなどのおもりをつけて、飛び方を比べてみよう。
  • 翼の角度に注目しよう。正面から見て「T」の形になっているときと、「Y」の形になっているとき、どちらがよく飛ぶかな?
  • 翼の片方のはしを上に向けて少し追ってみると、飛び方はどう変わるかな?
  • もっとよく飛ぶ紙飛行機やかっこいい紙飛行機など、オリジナルの折り方を考えてみよう。
  • 紙の種類(大きさ・厚さなど)による違いで飛び方が変わるか飛ばしてみよう。

監修:白數哲久(昭和女子大学准教授)

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