3月は入園・入学や進級などを控えた成長の節目。
4月からは新しい生活が始まって忙しくなるので、
やり残していることや先のばしにしていることをするなら今のうち!
「やっておきたい」の声が多い食育や片付け、防災対策の
お役立ち情報をぜひ参考にしてください。
2012年03月01日更新
みんなの食育体験談
好き嫌いや少食などの気がかり解消に成功したおうちのかたの体験談をご紹介します。
苦手なものは「おやつ」にしました(千葉県 ドッグ)
ごはんのときは好きなものが目の前にあるとがまんできず、そればかり食べておなかいっぱいになってしまうので、苦手な物はおやつにします。にんじんのグラッセとか、れんこんやごぼうを揚げたチップスなど、ほかに食べる物がないと結構食べています。
お弁当箱に入れてみました(北海道 はるよこい)
少食なうえに好き嫌いも激しくて困っていました。それで娘の選んだお弁当箱を買って、それにおかずをつめてみたら、なんと完食! いつもは手を出さないブロッコリーも自分から食べてくれてビックリです。
好きなものとセットにしています(新潟県 ちほママ)
苦手なものは好きな食べ物と一緒に料理したりのりで巻いたりしています。例えばレタスは好きなツナと一緒にすると食べますよ。
ライバルを意識させました(神奈川県 yokomama)
パパやお兄ちゃんをライバルにして「パパ、あんなに食べてるよ! また力持ちになるねー」なんて言ったりすると、急に食べる気になるみたいです。
好きな味つけから慣れさせます(青森県 りんりんご)
あえて小さく刻んだりはせず、好きな味つけ(濃い甘辛味)にして出します。それで自信がついてきたら少しずつ味を薄めのものにしていくと食べられるようになったりします。
歯固めに野菜を使っていました(東京都 とろん)
歯が生える頃に野菜を歯固めとして使うと後々野菜が好きになると聞いて、飲み込めない大きさにして、にんじんや大根、白菜の芯を持たせていました。そのせいか物心ついてからも娘はこの3つが大好きですよ。
野菜がキャラクターになっている絵本を読んでいます(広島県 ありのママ)
苦手な野菜がキャラクターになって登場する絵本をいろいろ集めています。「あ、にんじんちゃんが食べてって言ってるね」と言いながら出すと、前よりも「嫌い」とは言わなくなりました。
食べるの楽しいアイディアレシピ
好き嫌い克服&お弁当にも役立つアイディアレシピです。
ベジひき肉炒め焼き肉味
苦手野菜は小さめに刻んでひき肉と一緒に炒め、焼き肉のタレで味つけ。焼き肉のタレはピーマンやにんじん、キャベツなどとも相性がいいので食べやすくなります。味が濃くなりすぎないように気をつけて。
チーズinお好み焼き
お好み焼きの生地に葉もの野菜や根菜などを刻んで混ぜ、ちぎったチーズを加えてざっくりあえて焼きます。チーズの味で野菜のクセが気にならなくなりますよ。固い野菜は先にレンジで加熱してやわらかくして。
青菜とり肉巻
薄くそぎ切りにしたとり肉に、ゆでた青菜をのせてくるくる巻き、巻き終わりから焼きつけてしっかり火を通します。えのきやにんじんを巻いても。みそとマヨネーズを合わせたソースや、ケチャップなど子どもの好きな味つけで。
いつ 何を どこまで「捨てる」?
捨てにくい思い出の品や、もらいもの。いつの間にかたまってしまったものなどをどうやって捨てているか体験談でご紹介します。
もらった人の名前と一緒に撮影
もらったものは、きれいなうちに写真に収めておくのがオススメ。洋服なら着て、物なら飾って、「おばあちゃん ありがとう」などと書いた紙と一緒に撮影。もらった人に送れば喜ばれるし、写真として残しておくと捨てるときの罪悪感もやわらぎます。
一時置き場をつくる
いらないとは思うけれどなごり惜しいようなもの、子どもが気に入っているおもちゃなどは「ちょっと置き」用の段ボール箱などに入れてしばらく保管してみて。半年くらい出さなくても済めば「やっぱりいらないな」と決断しやすくなります。
大掃除は年に3回!
年末以外に春と秋の衣替えのときも家族で大掃除を。衣類以外に捨てる物なんてないと思っていても家の中全部を見回すとゴミ袋1~2個は「もういいか」という物が出てくるので不思議! 衣替えで「捨てるスイッチ」が入りやすくなります。
何を どこに どうやって「しまう」?
入園式の洋服選びやグッズ準備の裏技をご紹介します。
ベッドやソファを買い替えるとき、収納つきにしてみました。大したスペースじゃないかなと思っていましたが、意外にいろんなものが入って便利でした。
申し訳ないと思いつつ、子どもの思い出グッズなどは段ボールにまとめて実家に送っています。うちよりは広いし、時間のあるときにのぞいたりしているみたいで今のところ許されています(笑)。
狭い部屋なのに家具が大きくて邪魔だなと感じ、思い切って木製のたんすをやめて、クラフトボックスなどに入れ替えて部屋のすみに積んでみました。圧迫感がないし、汚れたら簡単に替えられるし、スッキリして気に入っています。
防災準備みんなの工夫
子育て中のおうちのかたから寄せられた、子どものことを考えた防災準備の工夫をご紹介します。
哺乳瓶や紙おむつ、離乳食など子どものために必要な防災グッズは成長とともにどんどん変わっていくので、まめに取り替えるようにしています。特に紙おむつはサイズが変わるときに忘れず入れ替えないと。哺乳瓶やスプーンの煮沸ができないときのために水に溶かすタイプの消毒薬も入れています。
子どもにも心の準備になるかなと思って、子ども用の防災袋をつくりました。主に入っているのは、ぬいぐるみやおもちゃです。もしものときの心のよりどころにもなるかと。
万が一、家が倒壊してしまったときも、どれかは無事に簡単に取り出せるように水と非常食を小分けにして家の3か所に置いています。
小さくて丈夫な物置を買って、防災グッズをいろいろ入れています。やはり子どもがいると必要なものも増えるのですが、子連れだと避難するのも大変だと思うので緊急時の持ち出し用はできるだけコンパクトに。あとは後日取りに来れるようにと考えています。
危険防止…と考えたら、結局物を減らすのが一番かなと。棚をなくしてしまえば、転倒防止対策も必要もないですし。一度にやるのは大変なので、物を少しずつ減らして増やさない、というのを意識しています。
ずっと転倒防止の金具をつけなくちゃと思っていたのですが、つい面倒で先延ばしにしていました。ママ友だちと話していたら「私も!」となって、3家族(夫も)で週末ごとに1件ずつ回ってみんなで取りつけることに。ひとりだとなまけちゃうという人にはおすすめです。
いざというときのための心の準備
万が一のとき、少しでも落ち着いて行動するために今できることは?
避難場所まで行ってみる
自治体が指定している居住地域の避難場所を調べて子どもを連れて歩いてみましょう。近くても行きづらい場所などもあります。子どもと一緒でも避難しやすい場所やルートを確認し、家族で共有しておくと安心です。
離れた家族との連携も確認
被災地域では電話が通じにくくても、被災地外では通じることがあります。離れた家族に中継してもらうといった対応についても、お互いに話し合っておきましょう。