節電の意識が高まる、この夏。
でも、小さなお子さまが暑さを我慢するのは大変ですよね。
そこで!
今月は親子で楽しめながら、涼しさを感じて、節電もできる
夏の過ごし方のヒントをご紹介します。
ちょっとした工夫をすることで、楽しんでみませんか?
2011年7月1日更新
お風呂やベランダで水遊び
体も気分も涼しくなる! 水を使った遊びのアイディア。
牛乳パックやプリンカップなどにお花と水を入れて凍らせます。凍ったら少し溶かして取り出し、ビニールプールがぬるくなったときに投入。見た目もきれいでとっても涼しげ。洗面器に入れて手を冷やすだけでも気持ちいい!
スーパーの袋に水を入れ、口を結び、上部に穴をあけておきます。「せーの」で袋にドスンと飛び乗ると、噴水のように水が勢いよく飛び出します。自分に水がかかるのが楽しくて、何回でもやりたがりますよ。水着やぬれてもいい服装なら思いっきり遊べますよ。
外で水鉄砲をして遊びました。新聞紙をぶらさげておき、誰が一番早く穴をあけるか競争します。お友だちが数人いるときには、グループに分かれて、水鉄砲合戦。なべのふたを盾にして、男の子も女の子も夢中になってかけ合います。
涼しさを感じる親子遊び
毎日のちょっとした時間に。感性を育てる夏の遊び。
まぜまぜアイス
市販のアイスクリームにつぶしたバナナやヨーグルトを加えるとさわやかで、いつもと違う食感が楽しめますよ。室温で少しやわらかくしてから、まぜまぜ。子どもと一緒に作りましょう!
朝さんぽ・夜さんぽ
日中は暑いので、早朝のお散歩がおすすめ。開いたばかりのアサガオや鳥の声に気づいたり、人の少ない公園でのびのび遊んだり、たっぷり動いて早めにお昼寝。日が暮れてからは家族みんなで夜散歩を。虫の声が聞こえたり星が見えたり、懐中電灯を持って行くとワクワク感アップ!
ひんやり探し
家の中の壁や床、扉などにタッチして、ひんやりするところや涼しい場所を探してみて。風が抜ける通り道など、ひんやりスポットを見つけたら、しばらくそこでひと休み。
手作りうちわ
かわいい今の成長を、うちわに! かんたんゲームもご紹介。
作り方1
同じ形に切った画用紙を2枚用意。
間に割り箸をはさんでテープなどで留め、はり合わせて。
★紙が薄いとあおいだときに風が起きにくいので、厚紙などをはさむといい。
作り方2
段ボールを切り抜いて、わきから割り箸を差しこむ。
両面に紙をはる。
★割り箸の先を鉛筆削りで少し削っておくと差しこみやすい。
作り方3
牛乳パックをよく洗って開き、上下をカット。
白い面を外側にして割り箸をはさんで留める。
<こんな絵柄がおすすめ!>
●手型・足形
絵の具や水性のスタンプ台を使って手型や足形をとって。スタンプが終わったら、お風呂に直行!
片面ずつ親子の手形と足形にして、くるくるまわして遊んでも楽しいですね。
●お絵描き
気に入った子どもの絵を切りぬいて。
●写真
子どもや家族の写真を切りぬいて。
自宅で印刷する場合は好みのサイズでうちわの縁も印刷しておくと切りぬくのが楽
●箱倒し
小さなお菓子の空き箱を、ぱたぱたあおいで倒します。うまく倒せたら、ティッシュの箱や紙袋など、いろいろなものにチャレンジ。親子で力を合わせて楽しんで!
●フワフワふうせん
ふうせんをあおいで、浮かせたり転がしたり。あおぐのが難しければ、叩いても。
ボンボンはずんで面白い!
手作り風鈴
すごく簡単! 手作りらしい、かわいくて素朴な音色です。作り方1
長めの糸に鈴を結んで、風を受ける紙を貼り付けて。
作り方2
スプーンを2本用意。同じ長さの糸を結びつけて、割り箸に結ぶ。
★ふれて音がして、糸が結べるものなら何でもOK。金属のブレスレットなどでも。
作り方3
100円ショップで売っている風鈴に自由にお絵描き。
熱中症に注意!
大人より暑さの影響を受けやすい子どもの注意ポイントは?家の中でも起こる可能性のある熱中症。
湿度が高いとリスクも高まるので、暑さが厳しい日は無理をせず冷房を使用しましょう。
冷やしすぎないよう室温に気を配って。
熱中症のサイン
・汗をかかなくなる
・元気がなくなる
・ふらふらしてくる
・顔色が赤く(青く)なる
予防と対処法の基本は「水分補給」と「冷却」。少量の糖分と塩分を含んだ水分を与え、濡れタオルで体の外からも冷やしましょう。
熱中症の詳しい解説はこちら
http://benesse.jp/contents/clinic/topics/03.html
日焼けにも気をつけて
乳幼児の日焼け対策は今や常識。効果的な予防法は?
日焼け防止のポイント
・つばの広い帽子をかぶる
・通気性、吸水性のよい長袖を着る
・日焼け止めクリームをつける
日焼けの詳しい解説はこちら
http://benesse.jp/contents/clinic/topics/04.html
皮膚トラブルは早めに受診
汗をかく季節に起こりやすい、あせも、虫さされ、とびひによるかぶれの対処法は?
皮膚トラブルは、かきこわして悪化すると治りも悪くなり、長引いてしまいます。
単なる虫さされだと思っていたら、ジクジクするとびひになっていたということも。
清潔を心がけ、よくならないときは早めに皮膚科を受診しましょう。
発疹・かゆみの悩みに対する専門家の回答が見られます。
http://benesse.jp/contents/clinic/symptom/03/