2011/04/26

第5回学習指導基本調査(高校版) [2010年]

報告書の概要

調査テーマ

公立高校における学習指導の実態と教員の意識

調査方法

郵送法による質問紙調査

調査時期

2010年8月~9月

調査対象

全国の公立高校の校長および教員
校長 830名(配布数2,000通、回収率41.5%)
教員 4,791名(配布数12,000通、回収率39.9%)
*うち今回の教員調査では、校長調査と勤務校がマッチング可能な3,070名を分析対象とした。
*国語・地理歴史・公民・数学・理科・外国語のいずれかを担当している教員を対象に実施。

調査項目

【校長調査】カリキュラム編成の特徴/平日の朝・放課後、土曜日等の時間の活用状況/試験/今後の進路指導方針/校内研修/新学習指導要領の検討状況/新学習指導要領の全面実施への不安 など
【教員調査】授業の進め方・内容・方法/指導観/宿題・家庭学習指導/進路指導に関する課題意識/指導力向上の取り組み/保護者の変化/日常生活/教職の魅力/悩み/教員生活の満足度/将来展望 など

調査報告書の目次・詳細

  • 本調査の特徴、調査概要、本調査の時代背景、基本属性
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  • 序章

    巻頭言「第5回学習指導基本調査」の結果からみえること
    ~小・中・高校の現状と課題~
    お茶の水女子大学教授 耳塚 寛明
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  • 解説① 高校教育の基盤の消失・変容から再構築へ
    青山学院大学教授 樋田 大二郎
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  • 解説② 調査結果にみる高校教育の現状と課題——学校現場の視点から
    埼玉県立不動岡高等学校教頭 久保島 昌一
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I 生徒・学校の特徴と教育課程の編成

  • 第1章 生徒の特徴
    第1節 「学科」「入学時の学力水準」による高校の分類
    第2節 生徒の特徴
    第3節 教員からみた保護者の変化
    第4節 中高接続の課題(高校から中学校への要望)
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  • 第2章 学校の特徴と教育課程の編成
    第1節 カリキュラム編成の特徴
    第2節 進路別のコース分けの実態
    第3節 必履修単位数と6教科※の合計単位数
    ※ここで「6教科」とは、「国語・地理歴史・公民・数学・理科・外国語」を指す。
    第4節 学校徴収金
    第5節 平日の朝・放課後、土曜日、長期休業中の時間の活用状況
    第6節 学校外の人材の活用状況
    第7節 学校行事
    第8節 研究指定
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II 学習指導に関する学校の取り組みと教員の実態・意識

  • 第3章 学習指導の実態
    第1節 教員の指導観
    第2節 授業を進めるとき目安にする生徒の成績
    第3節 授業時間の使い方・進め方
    第4節 授業の内容
    第5節 授業の方法
    第6節 定期試験、実力試験、外部模試の実施状況
    第7節 宿題、家庭学習指導
    第8節 学習意欲を高めるための工夫
    第9節 学習指導要領等について
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  • 第4章 指導力向上の取り組み
    第1節 学校レベルからみた教員の指導力の実態と指導力向上の取り組み
    第2節 教員レベルの指導力向上の取り組み
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III 卒業後の進路指導の現状と課題

  • 第5章 学校として進路実績と今後の進路指導方針
    第1節 卒業後の進路実績
    第2節 今後の進路指導方針
    第3節 高大接続の課題(高校から大学への要望)
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  • 第6章 教員の進路指導に関する課題意識
    第1節 進路指導を行う上で困難に感じること
    第2節 進学指導の際に必要な情報
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IV 教職の現在

  • 第7章 教員生活の実態と意識
    第1節 教員の生活時間
    第2節 教員の悩み
    第3節 教職の魅力
    第4節 教員生活への満足感
    第5節 将来展望
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執筆分担

ベネッセ教育研究開発センター教育調査課長 邵 勤風(II 第3章第9節)
ベネッセ教育研究開発センター研究員 鈴木 尚子(IV 第7章)
ベネッセ教育研究開発センター研究員 岡部 悟志(上記以外)
※所属・役職名は、調査企画・分析時のものです。

資料編