【小学生自由研究テーマNo.92】

立体地図を作ろう!

地図の「等高線」を使って、立体的な地図を作ろう!

立体地図を作ろう!
対象学年
制作日数
カテゴリ

用意するもの

  • 等高線の入った地図
  • スチレンボード(段ボールで作ってもよい)
  • カーボン紙
  • ボールペン
  • カッター
  • ボンドまたはのり

作る前にチェックしよう

  • どのくらいの広さ、高さの地図にするかを考えて、ボードを何枚重ねるか決めておこう。初めてなら、形のはっきりした山や古墳(こふん)などの特徴(とくちょう)のある場所、大きな公園 などがおすすめだよ。

作り方

  1. 1

    立体地図を作る場所(山や土手など)を決める。

  2. 2

    等高線入りの地図(実際に作るサイズ)を用意する。

  3. 3

    地図で、使う等高線を選ぶ(重ねるボードの枚数と同じ数の等高線を使う)。

  4. 4

    スチレンボード の上にカーボン紙を置き、地図をのせて、ボールペンで等高線を1本なぞって書き写す。次の等高線(上に重ねるパーツを置く位置)も書き写し、カッターなどで線の形に切り取る。

    ★地図を等高線で切り分けて、ボードにはり付けてから切ってもいい。その場合は、同じ地図を何枚か用意しておくと安心だよ。

  5. 5

    残りの等高線も同じように書き写して切る。

  6. 6

    すべて切れたら、切ったボードを土台にボンドなどではっていく。

    ★等高線の低いパーツから順番に重ねていくよ。地図を確かめながらはっていこう。

まとめ方・提出の工夫

  • どこの立体地図を作ったかわかるように、場所の名前を書いてはろう。使った地図や、その場所の写真をいっしょに提出してもいいね。
  • 等高線の低いパーツから色がだんだんこくなるように色をぬって重ねるとわかりやすくなるよ。
  • 紙ねんどで段差をうめて全体をなめらかにすると、より立体的な作品ができるよ。
  • 立体地図を作ってみて、地形について気付いたことがあれば、まとめて提出しよう。作る時に大変だったこと、工夫したことも書こう。

まとめる時に便利な
テンプレートはこちら

発展のヒント

  • 立体地図に、土地利用の様子を色分けしたり、、主な山や川、道路、鉄道、神社や寺院を描き入れたりして、地形との関係について気づいたことをメモしよう。
  • 場所の写真と見比べて感じたこと、作ってみた感想を書こう。
    (例)
    「ボードを切るのは大変だったけれど、高さが出てとても立体的になったのでうれしい。」
    「実際の山よりも低くなった。もう少し使う等高線を増やして重ねればよかった。」
    「よく見ている山の反対側が思っていたよりも急だったのでおどろいた。」
    「等高線の見方がわかったので、前よりも地図が立体的に見られるようになった。」

まとめに役立つ豆知識

  • 「等高線」とは、同じ標高(土地の高さ)を結んだ線で、一定の間隔(かんかく)で書かれているよ。等高線の間がせまいところは傾斜(けいしゃ)が急で、広いところほどゆるやかだよ。

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