【小学生自由研究テーマNo.73】

電じしゃくの力を調べよう!

くぎとエナメル線で電じしゃくをつくろう。電じしゃくができたら、電子はかりを使って、いろいろなじしゃくと力比べもできるよ!

電じしゃくの力を調べよう!
対象学年
制作日数
カテゴリ

用意するもの

  • 鉄のくぎ(8〜10cmくらいの太めのもの)
  • エナメル線(ホルマル線)1m
  • 乾電池 2 個
  • 乾電池ホルダー(スイッチ付きのもの)
  • 紙やすり
  • セロハンテープ
  • 電子はかり
  • クリップ

実験の進め方

  1. 1

    乾電池ホルダーに乾電池をセットする。

    ★乾電池ホルダーのスイッチはオフにしておこう。

  2. 2

    クリップに糸を付け、糸のはしを電子はかりにセロハンテープで固定する。

  3. 3

    くぎにエナメル線をぐるぐると40回くらい巻き付ける。エナメル線の両はしを紙やすりでこすり、表面のエナメルをはがしてから、乾電池のプラス極とマイナス極にそれぞれつなぐ。

    スイッチを入れて、通電すると電じしゃくになる。くぎにクリップなどが付くか確認する。

    ★くぎが熱くなるので、30 秒に 1 回くらいスイッチを切って冷まそう。

    ★くぎの先はあぶないからビニールテープなどをまいておこう。

    ★くぎが熱くなるので、30 秒に 1 回くらいスイッチを切って冷まそう。

    ★くぎの先はあぶないからビニールテープなどをまいておこう。

  4. 4

    ②の電子はかりの電源を入れる(表示は 0g にする)。はかりに付けたクリップをくぎに近づけ、じしゃくの力でくっつけたら、ゆっくり引っぱる。

  5. 5

    クリップが外れるまで引っぱる。外れる直前に何gだったかを記録する。

    ★くぎを持ち上げる力が働くので、はかりの表示はマイナスになるよ。

  6. 6

    家にある他のじしゃくでも、同じようにクリップをつけて持ち上げる力を調べる。マイナスの数が大きい方が強い力で引いていることになり、じしゃくの力が強いことがわかる。
    (例)
    カラーマグネット
    広告マグネット
    マグネットタイプの箱のふた など

まとめ方・提出の工夫

  • 実験の方法を紹介しよう。用意したものや、手順、難しかったことなどを書いてまとめよう。
  • じしゃくの強さをはかりで調べられることがわかったね。実験でわかったこと、気がついたことを自由に書こう。
  • どのじしゃくが、何gの力だったかを表にしよう。ためしたじしゃくを写真にとってはると、わかりやすいね。

まとめる時に便利な
テンプレートはこちら

発展のヒント

  • エナメル線の巻き方を変えて、比べてみよう。20 回巻いたときと 80 回巻いたときで、引っぱる力は変わったかな?
  • しんをくぎ以外のものに変えて試してもいいね。どんなものなら電じしゃくになるだろう。

監修:白數哲久(昭和女子大学准教授)

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