【小学生自由研究テーマNo.102】
まちの文化財を探そう!
きみの住む町には、どんな文化財があるだろうか。それは誰が指定したものなのかな? 調べてみよう。
用意するもの
進め方(準備すること)
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1
「文化財」という言葉の意味を調べる。
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2
文化財のリストを探す(住んでいる地域の役所、図書館、博物館などに問い合わせてみるとよい)。
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3
リストを元に文化財の種類を分ける。
(例)
選定区分:国の文化財、都道府県の文化財、町の文化財など
所属:お寺や神社などにある宗教的な文化財、日常的な生活関連の文化財など
形態:美術工芸品、建築物、遺跡などの地域、祭りなどの行事など -
4
文化財のリストを1枚の紙にまとめて一覧表にする。
(一覧表の項目)
文化財名・所在地・区分(国・町など)・形態・所属(寺社など) -
5
地域の地図を用意して、文化財のある場所に印を付ける。
★文化財名に番号を付けておくと、地図に書き込みやすいね。
まとめ方・提出の工夫
まとめる時に便利な
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発展のヒント
まとめに役立つ豆知識
- 文化財は、国や地域にとって保存する価値が高いと認められたもののこと。有形、無形の文化的な産出物、民俗的な芸能・技術、歴史的遺跡、動植物や自然景観などを含むよ。
- 文化財の分け方・考え方
・有形文化財(建造物・美術工芸品など)
・無形文化財(芸能・工芸技術など)
・民俗文化財(無形のもの=民俗芸能など、有形のもの=民族衣装・道具・家など)
・埋蔵文化財(土地に埋もれている遺跡や付属物)
・記念物(史跡=貝塚・古墳など、名勝=庭園・山や海浜など、天然記念物=動植物・鉱物)
・伝統的建造物と保存地区(宿場町・城下町など)
監修:小林宏己(早稲田大学 名誉教授)
更新日:2024/06/28