【小学生自由研究テーマNo.74】

モーターを作ろう!

乾電池とアルミ箔で、磁石(じしゃく)がくるくる回り出すよ! モーター(電動機)の仕組みを再現する実験に挑戦(ちょうせん)しよう。

モーターを作ろう!
対象学年
制作日数
カテゴリ

用意するもの

  • マンガン乾電池 (単3が扱いやすい)
  • ネオジム磁石(銀色の磁石/直径1cm程度の小さなもの)
    ★小さな子が、磁石を飲みこまないように注意して。
  • アルミニウム箔(はく)
  • クリップ
  • はさみまたはペンチ

実験の進め方

  1. 1

    クリップを伸ばして半分くらいの長さに切る。先を図のように丸く巻く。

    ★ボールペンの先などを使うと巻きやすいよ。

    ★切った断面はとがっているのでケガをしないように注意しよう。

  2. 2

    アルミニウム箔を幅1cmくらいに細長くたたむ。長さは乾電池の⻑さ+磁石+①のクリップの長さ+3cmにする。

  3. 3

    クリップの巻いた部分をネオジム磁石の中央につけ、反対側を乾電池の中心につけてぶら下げる。

  4. 4

    アルミニウム箔の片方のはしを乾電池につけて指で押さえ、反対側のはしをゆっくりじしゃくに近づける。磁石がくるくると回転したら成功!

    ★電気が長い時間流れたままだと電池が熱くなって危ないよ。30秒ほど実験したら一度休もう。

うまくいかないときは、
ここをチェック

  • 磁石が強すぎたり重すぎたりすると回りにくい。クリップを少し短くしてみよう。乾電池にクリップでぶら下げたとき、揺らすと落ちるくらいがちょうどいいよ。
  • 磁石が弱くても回らないことがある。2つ重ねて試してみよう。クリップはなるべく磁石の中心にくっつくようにしよう。ずれやすくて難しいけれど頑張って!

まとめ方・提出の工夫

  • 実験で使ったものと手順を書こう。
  • 途中で気づいたことを、どんどん書き込もう。
    難しかったこと、工夫したこともくわしく書こう。
  • 磁石の重さを変えたり、クリップの長さを少し変えたりしてみよう。回り方に変化があったら、その理由を考えてみよう。

まとめる時に便利な
テンプレートはこちら

発展のヒント

  • クリップを乾電池のプラス側につけたときとマイナス側につけたときで、回り方は変わるだろうか。試してみよう。
  • モーターは、どんなところで使われているかな。インターネットや本でモーターについて調べてみよう。子ども向けにわかりやすく書かれたものを探すといいよ。

まとめに役立つ豆知識

  • 乾電池からの電気のエネルギーで磁石が回転するのは、モーターの仕組みと同じだよ。アルミニウム箔を近づけると回り、はなすと止まることで、スイッチの役割もわかるね。

監修:白數哲久(昭和女子大学准教授)

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