2読む

書き始める前が大事!!
本について親子で話しをしよう

ポイント1

書く前に内容を膨らませよう

読んだあと、すぐ原稿用紙に向かうとなかなか書き始められない子どもでも、読んでいる最中にメモを取ったり、人に話したりすることで内容を膨らませておくと、スムーズに書き始められるようになるものです。

ポイント2

書く前に、本について
親子でおしゃべり

おすすめは親子でおしゃべりをしながら進めること。その際に保護者のかたが適切な質問をしてあげることが大切です。ただ、一問一答ではなく、親自身の考えも交えて、楽しい雰囲気で行いましょう。くれぐれも子どもを追い詰めるようなことはしないようにしてください。

読書感想文の内容が膨らむ
4つの質問

そこで、書く内容を膨らませることができる、とっておきの4つの質問を紹介します。この質問の答えをもとに書けば、あらすじだけの感想文にはなりません。情報をきちんと整理することは、自分の体験を生かした文章を書くことへの近道です。

「この本を読んで心に
残ったのはどんなこと?」

このように問いかけるだけで「友達っていいなと思った」「主人公ががんばっていてえらいなと思った」など、
焦点を絞り、話を膨らませやすくなります。

「自分にも似たような
ことがある?」

自分の実際の体験や、自分だったらどうかと考えることで、より文章に深みが増し、個性あふれる文章になります。

「読み終わって、
今どんなことを考えている?」

「主人公のように自分もがんばりたい」など、本を読んで自分の生活に生かしていきたい部分などがプラスできます。

「作者や登場人物に
どんなことを言ってあげたい?」

「努力することの大切さを教えてくれてありがとう」など、まとめとなる部分に使うことができます。
質問の答えを構想メモに書き写そう
構想メモを取ろう