ちょっとしたお出かけから、遠出まで
公共の乗り物に乗るのはユウウツ……。
子どものお世話やまわりの人への気遣いで、もうヘトヘト。
そんな声におこたえして、
今月は公共の乗り物でのスムーズな移動術をご紹介します!
2011年4月1日更新
ここがポイント 0~2歳ファミリー体験談
小さいうちは事前の情報収集も大切みたい。成功&失敗体験談から学びましょう!
うまくお昼寝のタイミングに合えばいいけど、朝早いときは前日の昼寝を抜いて夜は早めに寝かせ、当日はかなり早く起こします。移動が夕方なら昼寝を早く短めに。だいたい途中で眠くなっちゃうけど、乗るまではなんとか子どもの気持ちを盛り上げて寝かせない!
新幹線を降りた途端にうんち。駅の中が思ったよりも広く、おむつ替えできるトイレを探してウロウロ。さらに乗り換えるホームが遠く、時間もなくなり、重い荷物と子どもを抱えてのダッシュはホントきつかったです。「もっと時間に余裕があれば…」「駅の様子を調べておけば…」と、反省ばかりでした。
0~2歳お出かけお役立ちアイディア
子育てインフォに寄せられたいろいろな工夫から、お子さんにピッタリのアイディアを探して。遊び&グッズ
・ちっちゃいペットボトルをお菓子入れにすると、出し入れも楽しめます。
・巾着袋にハンカチを入れて口を絞り、そこからハンカチをスルスルと
出して遊びます。引き出すのが楽しいみたい。
・子どもはすぐに落としてしまうので、おもちゃはひもを付けて
カバンにつないでおくと安心。
・視界が変わるだけで気分も変わるようなので、新幹線ではデッキで
外を見せていました。おんぶひもが大活躍でした!
・飛行機の離着陸時には耳が痛くて泣くことも。飲み物をすぐ出せる所に置いておいて。(授乳中なら、おっぱいでバッチリ)
・できるだけ乗り物に乗る直前におむつを変えて、授乳や食事をすませてみて。満腹でさっぱりすると眠くなるみたい。
・飲み物をこぼしたり、ミルクを吐いたり、抱っこする大人の服も汚れることがあるので、大人の着替えもあると安心。
飛行機ではベビー用ベッドやベビーカーの貸し出し、離乳食や紙おむつなどが用意されている便もあります。
予約が必要な場合が多いので事前に確認を。
新幹線には無料の個室がある場合があります。空いていると、授乳や着替えに利用できます。
こちらの事前確認も忘れずに。
ここがポイント 2~4歳ファミリー体験談
活発になるこの時期が一番大変! 成功&失敗体験談から学びましょう。
初めて見せるおもちゃや本は「これ何だろう?」と興味をもつので、わりと長く遊べます。乗るまでは隠しておき、ひとつずつ渡し、飽きたら次を出します。人形のついたボールペンなどの文房具も意外と喜んだりしますよ。
移動中、少しでもゆったりしたくて思いきってグリーン車にしたら、まわりはビジネスマンばかり。みんな静かに眠ったり仕事をしていたりして、子どものはしゃぐ声がやけに大きく響き、かえって気疲れしました(泣)。
2~4歳お出かけお役立ちアイディア
磁石ブック+雑貨の磁石も
磁石のパーツがついた絵本がおすすめ。乗り物の中でもなくしにくいです。
大人用の雑貨で、かわいいお菓子や乗り物の磁石も組み合わせると、ごっこ遊びもできます。
100円均一で
移動中のおもちゃは質より数!
100円均一で軽くてかさばらないものを見つけています。
ミニサイズのおもちゃ
ミニサイズのプラレールは、新幹線のテーブルなどで遊べていいです。ブロックも車にしたり飛行機にしたりして遊べます。
おしぼりアート&ハンカチ遊び
どこでも遊べて子どもも大喜び。毎回、事前にインターネットで検索して2、3個覚えて出かけます。
びりびりジグソー
雑誌(読み終わったもの)やチラシのイラストや写真ページを手で2、3片にちぎり、ジグソーパズルにして。「これは目かな?」「赤い服を着ているんだね」などと絵の特徴に注目すると、組み合わせやすいです。
→そのほかの遊びも見る
・おもちゃは子ども用のリュックやポシェットなどに入れて自分で持たせてみても。
・迷子札を用意して子どものポケットやカバンに入れておくと、もしものときに安心。
・飛行機の離着陸時には耳が痛くて泣くことも。飲み物やアメなどを用意しておいて。
ここがポイント 4~6歳ファミリー体験談
この時期ならではの楽しみ方は? 成功&失敗体験談から学びましょう!
話をしたり本を読んだりして過ごせるようになってラクになってきました。でも、そのときどきで集中できる遊びが変わるので、移動の時間によって折り紙やぬりえなども持っていきます。簡単な手品やあやとりも、親子で遊べていいですよ。
絵本が好きで、ちょっと長めの話も聞いていられるようになったので、飛行機の中でずーっと読んであげていたら、なんと私が酔ってしまいました。もともと乗り物に弱かったんです。それ以降、手元に集中する遊びは避けるようにしています。
4~6歳お出かけお役立ちアイディア
子育てインフォに寄せられたいろいろな工夫から、お子さんにピッタリのアイディアを探して。やっぱり「しりとり」
子どもにしりとりを教えたら、ちょっとしたブームになりました。
いつでも始められて、すきなときにやめられて、大人の頭の体操にもなります。
探し絵の絵本はエンドレス
「○○を探せ」がお気に入り。
本で指定されたもの以外でも、「じゃあ△△はどこだ?」と自由に問題を作れるので長くたっぷり遊べます。
使っていない携帯で
昔使っていた携帯で、かんたんなゲームをさせてあげます。デジカメ機能も大好き。でも、乗り物の中でしか出さない約束です!
お話くるくる迷路
長めのレシートの裏に端から道を描いていき、ところどころで道を分岐させ、一方の道には池やオニを描いて行き止まりにします。ゴールにはキャンディなどおやつの絵。ゴール側から紙を巻いていけば、くるくる迷路のできあがり。あみだくじにしても。
旅のわくわくクイズ
どんな所へ行き、どんな乗り物に乗り、どんなものを食べるのか、これから起きることを「クイズ」にします。
例えば、「今日はどんな所で寝るでしょう? (1)テント、(2)ホテル、(3)おじいちゃんの家」、「飛行機の次はどんな乗り物に乗るでしょう? (1)タクシー、(2)バス、(3)電車」など。イメージが膨らんで、ワクワク気分に。
→そのほかの遊びも見る
・持って行くおもちゃや本は子どもに選ばせ、自分で準備。楽しみが膨らみます。
・メモ帳を持っていると空港や駅に記念スタンプが置いてあったとき、
即席スタンプ帳に。
・迷子札を用意して子どものポケットやカバンに入れ、自分で出せるように
伝えておくと安心。
・飛行機の離着陸時には耳が痛くて泣くことも。飲み物やアメなどを用意しておいて。