赤ちゃんの成長

母乳とミルクの量や回数

ほしがる量には個人差があり、母乳と粉ミルクでは消化のペースが違います。母乳の方が間隔は短くなり回数が多くなりますが、母乳には赤ちゃんの免疫獲得やママの体を妊娠前に戻す効果があるので、可能なら母乳で育てましょう。

母乳の場合

ほしがるときに、ほしがるだけあげましょう(※)。ママは吸われる刺激で母乳の分泌が促され、赤ちゃんもお乳を飲むのが上手になっていきます。
おしっことうんちが、きちんと出ている、少しずつ体重が増えているなら量は足りています。

注意:出生後すぐは一時的に体重が減ることがあります。1~2週間で体重が戻り、その後増えていくようなら心配ありません。

※厚生労働省「授乳・離乳の支援ガイド」参考

粉ミルクの場合

パッケージなどに記載されている量や回数は、あくまでも目安です。離乳初期までは基本的にほしがるだけあげてよい(※)ので、赤ちゃんに合わせて調整してあげましょう。ただし、あげただけ飲んでしまうこともあるので1回の量は目安から大きく増えないように。

注意:飲み残しは必ず捨てて。薄めたり濃くしたりしないでください。

※厚生労働省「授乳・離乳の支援ガイド」参考

混合の場合

できるだけ母乳を与え、足りない分を粉ミルクで補うようにします。いつまでも間隔が長くならない、体重が増えない、おしっこの回数が少ないようなときは、少しずつ足してみましょう。

注意:ミルクを与えると授乳の間隔が空きますが、その影響で母乳の出が悪くなることもあります。与え過ぎに注意しましょう。