【IT用語】子どもでも意味を知っておきたい用語24個 覚える方法とは

プログラミング学習が小学校で必修となりましたが、どれくらいのIT用語をご存知でしょうか。すぐに学習に入るには基本的なIT用語を知っておいた方が授業の内容を理解しやすくなります。基本的なIT用語やわかっているようで説明できないIT用語についてご紹介します。

この記事のポイント

初心者がおさえるべきIT用語とは

ITとはInformation Technology(インフォメーション・テクノロジー)のことで、パソコンやスマートフォンなどを使い、情報を入手し、保存、伝達する技術の総称です。 ITは今や、私たちの生活になくてはならないものになっています。IT業界に関わっていなくてもたくさんの知っておきたいIT用語があります。この記事では子どもでも意味を知っておきたいIT用語をご紹介します。

知っておきたいIT用語24個一覧

IT用語は難しいものばかりではありません。生活に身近になったITだからこそ、身近なIT用語を覚えておきましょう。聞いたことがあるIT用語も意味をきちんと理解しておくことで、私たちの生活にどのように関わっているのかが見えてきます。 パソコンやスマートフォンでインターネットなどを使っている時に目にする24個のIT用語などをご紹介します。

【1】プログラミング言語

プログラミング言語とは、コンピュータに命令を出すためのコンピュータ専用の言語です。一口にプログラミング言語と言っても200種類以上あります。メジャーなものであればJavaScriptやJava、PHP、C++などがあり、コンピュータの種類や作りたいものによって使い分けられます。 人間にとって見やすいホームページも、このプログラミング言語を使って書かれています。

【2】ソフトウェア

ソフトウェアとはコンピュータやスマートフォンで使用されるアプリケーションのことです。コンピュータやスマートフォンを動かすOS(Operating System)やゲームアプリ、表計算ソフトなどのアプリケーションなどがソフトウェアになります。 次に説明するハードウェアは目に見えるものですが、それに対してソフトウェアは目に見えないもののことを指します。

【3】ハードウェア

ハードウェアとはコンピュータやスマートフォンなどの機械や装置そのもののことです。前述したソフトウェアはOSやアプリケーションなど目に見えないものですが、ハードウェアは目に見えるものという違いがあります。 ハードウェアにはパソコンやスマートフォンだけでなく、マウスやキーボードなども含まれます。物理的に存在しているものがハードウェアなのです。

【4】バグ

バグとはプログラムの不具合などのことです。バグは虫を意味する英語から来ていますが、IT用語ではプログラムを動かすうえで作成者が気づかないような小さな不具合やプログラムした動きとは違う動きをした時などに使われる言葉です。 場合によっては大きなエラーに繋がり、大損害となることもあるため、バグが発生しないかを確認する作業は非常に重要な作業です。

【5】インターネット

インターネットとは世界中を繋ぐネットワークのことです。ネットワークが世界中のコンピュータに繋がっていることで、パソコンやスマートフォンを使い検索したりメールしたりできます。その他にも商品を購入したり、自分の情報を発信したりできます。 私たちがインターネットを安全に使うためにインターネットにはたくさんのルールがあります。ルールがあることで多くの人が安定した通信ができるのです。

【6】ブラウザ

ブラウザとはWebページを見るために使用するソフトウェアのことです。インターネットにつないでWebページを見るためにはブラウザが必要です。身近なブラウザとしてInternet Explorer(IE)やMicrosoft Edge、Google Chrome、Safariなどの名前を聞いたことがあるでしょう。 ブラウザの役割はWebページを見るだけではありません。長いURLを入力しなくても1クリックで開けるブックマークなど、便利に使えるように作られています。

【7】ネットワーク

ネットワークとはたくさんのコンピュータが繋がることで、やり取りできる仕組みです。ネットワークは世界中のコンピュータを繋げるという大きな規模だけのものではありません。家で使用するコンピュータやスマートフォン、ゲーム機などを繋げることもネットワークです。 学校のコンピュータや職場のコンピュータなどでもネットワークが利用されています。

【8】クラウド

クラウドとは自分の手元にソフトウェアなどがなくてもインターネットを経由して利用できるようにするシステムです。たとえば自分のコンピュータにメールソフトがなくてもWebメールを利用できるのは、クラウドを利用してメールを別の場所に管理しているためです。 クラウドは雲という意味であり、雲のように「手元にはないが、Webのどこかにあるサービス」がクラウドなのです。

【9】ビッグデータ

ビッグデータとはテキストや音声、位置情報など一般的な技術では管理できないほどの大量のデータのことです。ビッグデータという名前ですが、ただ単にデータの量だけを指しているわけではありません。テキストや音声、動画、位置情報などさまざまな種類のデータや、買い物をした時や交通機関を利用した時のデータなども含まれます。 データを利用することで経済的な価値が生まれます。

【10】IT

ITとは情報を手に入れ、保存し、伝えるための技術のことです。ITはInformation Technologyの略です。コンピュータやスマートフォンなどの情報端末やICチップが埋め込まれているICカードなどにもIT技術が活用されています。その他にはセキュリティーや情報処理などもITの技術のひとつです。コンピュータやインターネットを使って、さまざまな情報をやり取りする技術がITです。

【11】ICT

ICTとは情報処理や通信技術のことです。ICTはInformation and Communication Technologyの略です。ITと似ていますが、ITが情報を処理する技術が主な意味なのに対し、ICTはコミュニケーションを主な意味としています。 ICTでできるコミュニケーションは写真や動画などをやり取りするだけでなく、同時に複数人とのやり取りもできます。

【12】IoT

IoTとは離れた場所からでもインターネットに繋がれた機器を操作したり、データを収集したりできる技術のことです。IoTはInternet of Thingsの略語で「モノのインターネット」と言われています。IoTはインターネットが接続されたさまざまな製品を使って、離れた場所からでも製品の状態やその製品が収集したデータなどを解析して活用します。 外出先から家電の電源をON・OFFにしたり、植木やペットの状態などを知らせたり、離れた場所にいる家族の行動を確認したり、会話したりできるのがIoTの技術です。

【13】OS

OSとは、コンピュータの知識がない人でもパソコンやスマートフォンを簡単に操作できるようにするためのソフトウェアです。OSとはOperating Systemの略語で、パソコンを使いやすくするためのソフトウェアです。OSが入っていることで画面に必要な情報が映し出されたり、マウスやキーボードを使えたりします。私たちに身近なOSにはWindowsやmacOS、Linuxなどがあります。

【14】IPアドレス

IPアドレスとはパソコンやスマートフォンなど、インターネット上の住所のようなものです。インターネットでWebページの閲覧やメールの送受信をする時にデータの送受信がされますが、データの送信先がどのコンピュータなのかを識別するために必要なのがIPアドレスです。

【15】Cookie

CookieとはWebページを利用した時にブラウザに保存される情報のことです。Webページを見ている時に時々現れるCookie(クッキー)についてのメッセージを見たことはあるでしょうか。CookieはWebページを訪れた時の日時やパスワード、ショッピングサイトにある買い物カゴの中など、訪れる度に入力しなくてもいいように記憶してくれます。

【16】キャッシュ

キャッシュとは閲覧したWebページの情報を一時的に保存しておく仕組みのことです。Webページを閲覧する時はそのページの画像やテキスト情報などをダウンロードして表示されますが、ページを開く度にダウンロードしていると時間がかかります。キャッシュがあることでWebページに情報を保存し、次に同じページを開いた時は素早く表示できるようになります。

【17】UI

UIとはWebサイトやアプリケーションの操作性やデザインなどのことです。UIはUser Interfaceの略語で、一般的にはユーザーと製品やサービスとの接点を指しますが、IT用語でのUIは美しさや見やすさがいいデザインであるだけではなく、操作のしやすさなども意味に含まれます。

【18】GUI

GUIとはマウスや指、アイコン、ボタンなどを使って操作できる画面のことです。GUIはGraphical User Interfaceの略語で、コンピュータやスマートフォンなどの画面をマウスや指を使って直接、操作できることをGUIと言います。 次に説明するCUIと比べて、操作がしやすいのがGUIです。

【19】CUI

CUIとはマウスや指ではなく、キーボードで操作する画面のことです。CUIはCharacter User Interfaceの略語で、マウスや指で操作している時のように目に見える操作性ではなく、直接コンピュータにキーボードを使って指令を出して操作します。

【20】HDD

HDDとはコンピュータやサーバーなどのデータを保存するためのものです。HDDはHard Disk Driveの略語で、コンピュータやサーバーで使われるたくさんのデータを保存できます。テレビの録画などに使われるのもHDDです。 HDDの中には高速で回転する円盤が入っており、円盤を回転させてデータの読み書きをしています。

【21】関数

関数とはあらかじめ指示しておいたことを繰り返し作業してくれるプログラムの部品のことです。コンピュータに何かさせたい時はプログラムという指示書のようなものを作り、それをもとに動きます。

【22】サーバー

サーバーとはサービスや機能などを提供するプログラムのことです。たとえば、あるWebページを見たい時にWebページのデータを検索するわけですが、その検索に対して、WebページのURLなどのデータを提供して表示するように指示を出すのがサーバーの仕事です。

【23】デバッグ

デバッグとはプログラムのバグを削除することです。デバッグは英語でdebugという名前の中にある通り、プログラムのバグ(bug)を除去(de)するという意味です。 プログラムにバグがあると思った通りの動き方をしてくれません。デバッグはバグを探し出して削除することで、プログラムを正常な動きにします。

【24】セキュリティー

IT用語のセキュリティーとはデータなどの情報を守ることです。セキュリティーは安全や保安という意味がありますが、IT用語におけるセキュリティーは情報に対しての安全や保安という意味になります。 データの破損や不正アクセスなどを防止するためにセキュリティーがあります。

IT用語を初めて覚える時は

すべてのIT用語となると量も多く、難解なものもありますが、初めてIT用語を覚える時はすべてのIT用語を一度に覚える必要はありません。自分が必要なIT用語を理解しやすいように工夫して覚えましょう。

今必要な言葉から覚えていく

IT用語はたくさんありますが、必要となっているシチュエーションから理解すると覚えやすいでしょう。1つのIT用語を覚え、次の作業に移る度に新しいIT用語を必要に駆られて覚えていけば、理解や記憶がしやすく、少しずつでも知っているIT用語が増えていくでしょう。

IT用語の本を用意し辞書のように使う

IT用語を覚える時はすぐに調べられるようにIT用語の本を準備しましょう。わからない言葉が出てきた時に辞書を使うように、わからないIT用語が出てきた時はすぐにIT用語について書かれた本で調べましょう。

説明できるようで説明できない身近なIT用語10選

私たちの生活に身近になっているITですが、その中には説明できるようで説明できないIT用語もあります。知っているようでよくわからない10種類のIT用語についてご紹介します。

【1】「http」と「https」の違い

「http」と「https」の違いはWebページを見る時にどのような通信手段を使うかの違いです。HTTPはHyper Text Transfer Protocolの略語で、データの通信内容が暗号化されていません。それに対してHTTPSのSはSecure、つまり安全という単語がつくようにデータの通信内容が暗号化されています。

【2】スマートフォンのフリック入力

スマートフォンで使われるフリック入力とは入力したい行のキーを上下左右に動かせば、割り当てられた文字を選べる入力方法のことです。今までの携帯電話などの入力方法はトグル入力と呼ばれています。トグル入力は「お」の文字を入力したい場合は同じキーを5回押さなければなりません。しかし、フリック入力であれば該当の行を押さえたまま下に動かせば、1回の動作で「お」を入力できるのです。

【3】リチウムイオン二次電池

リチウムイオン二次電池とはエネルギー密度が高く、コンパクトで軽量な電池のことです。他の種類の電池に比べ、エネルギー量が多くコンパクトで軽量です。充電する時間も早いため、スマートフォンやノートパソコンなどに使用されています。

【4】磁気テープ

磁気テープとは大量のデータを保存でき、長期保存が可能な記録媒体のことです。一昔前にはカセットテープやビデオテープで使われていたアナログなイメージのある磁気テープでしたが、現在はデジタルデータの記録媒体として活用されています。 大量のデータ保存や長期保存だけではなく、使用時の電力や生産時のコストがあまりかからないなど、昔からある技術が世界的に注目されています。

【5】ギガバイト

ギガバイトとはコンピュータなどで使用されるデータ量を表す用語単位のことです。ギガバイトは非常に大きいデータ量ですが最小の1バイト(B)は半角の英数文字1文字分です。1024バイトで1キロバイト(KB)、さらに1024キロバイトで1メガバイト(MB)、1024メガバイトで1ギガバイトとなります。さらに上の単位にテラバイト(TB)があります。

【6】フラッシュメモリー

フラッシュメモリーとはデジカメや携帯電話などに使われているデータを保存する記録媒体のことです。フラッシュメモリーの特徴は電源を切ってもデータが失われないことから、多くの製品に使われています。 デジカメや携帯電話に使われているメモリーカードもフラッシュメモリーの一種ですし、コンピュータで使われているUSBメモリーもフラッシュメモリーの一種です。

【7】画像ファイルの拡張子の違い

画像ファイルを保存する時の拡張子にはそれぞれの特徴があります。拡張子とは、画像のファイル名の後ろについているアルファベットのことで、いくつかの種類があり、それぞれ特徴があります。 JPEG(ジェイペグ)は写真画像に多く使われる拡張子で1670万種類の色を表現できます。PNG(ピング)はWebサイトでの画像で多く使われており、JPEGと同じ1670万種類の色を表現でき、さらに透過処理ができます。

【8】USB Type-C

たくさんの種類があるUSBの中でもUSB Type-Cはデータを高速で転送でき、短時間での充電が可能です。USB Type-Cはデータの高速転送やコネクタに上下がないなどの特徴の他にUSB Power Deliveryというこれまでの規格より大容量の電力を供給できる機能があります。

【9】量子コンピュータ

量子コンピュータは原子より小さい量子を使って高速で計算できるコンピュータです。量子コンピュータは開発途中のコンピュータではありますが、少しずつ活用され始めています。現在、活用されているのは化学品の開発です。量子コンピュータは無数の分子の組み合わせでできている化学品の組み合わせを高速で計算してくれます。 量子コンピュータの開発だけでなく、どのようなことに活用できるのか研究されており、実用的になるのはしばらく先になりますが可能性を期待されています。

【10】「ワンセグ」と「フルセグ」の違い

「ワンセグ」と「フルセグ」の違いは、13個に分けられている1つのチャンネルの電波を1個だけ使うか12個使うかの違いです。地上波デジタル放送は、1つのチャンネルの電波が13個の区画(セグメント)に分けられています。これまでは12セグメントをテレビに、残りの1セグメント(ワンセグメント=ワンセグ)を携帯電話やカーナビなどの移動する機器に割り当てていました。 1セグメントだけでも十分に映像を映せていましたが、スマートフォンの登場によりワンセグの解像度では画像が荒く映るため、スマートフォンでも12セグメント(フルセグメント=フルセグ)が使用されるようになったのです。 ただ、フルセグは移動には弱いため、高速で移動するカーナビは受信感度が弱い場合があります。

子どもが本格的にITを学び始める前に基本的なIT用語を学んでおこう

2020年度から小学校、2021年度から中学校でプログラミング教育が必修化されています。 学校でプログラミングを学ぶ場合もいくつかのIT用語が出てくるでしょう。前もって基本的なIT用語を予習することで、その後の学習もスムーズに始められるでしょう。

[参照元]

出典:小学校プログラミング教育の趣旨と計画的な準備の必要性について(1)|文部科学省

https://www.mext.go.jp/component/a_menu/education/micro_detail/__icsFiles/afieldfile/2019/05/21/1417047_001.pdf

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