2年目の大学入学共通テスト「情報Ⅰ」
難化するなか、小学生が取り組める問題も!

大学入学共通テスト「情報Ⅰ」は、今年2年目を迎えました。2026年度「情報Ⅰ」の入試問題は、難化したといわれていますが、プログラミングを学習してきた子どもたちなら、小学生の段階でも取り組める問題がいくつかありましたので、ご紹介します。

この記事のポイント

難化した2026年度大学入学共通テスト「情報Ⅰ」

「情報Ⅰ」の入試は、昨年同様100点満点で大問4つの構成。初年度の「情報Ⅰ」はやさしかったといわれていますが、今年は解きごたえのある問題で、平均点が大幅に下がっています。入試問題量が34ページと、昨年より2ページ増えたうえに、難化しています。

大学入学共通テスト「情報Ⅰ」平均点

2026年度 2025年度
「情報Ⅰ」平均点 56.59点 69.26点

(出展:独立行政法人 大学入試センター)

2026年度「情報Ⅰ」の問題概要

【大問1】:4つの小問の集合問題

  • 「記憶装置」や「情報セキュリティ」の設問
  • 2進法と16進法の変換
  • Webサイトのユーザーインターフェイス
  • メールの送受信の仕組み

【大問2】:「情報システム・デジタル化」の問題

A:住民情報を安全に電子書類で送付するシステムを考える問題
B:背景の画像とキャラクターの画像をビット演算で合成する問題

【大問3】:「プログラミング」の問題

ゲーム体験の待ち時間を見積もるプログラミング

【大問4】:「データの活用」の問題

桜の開花日を題材に、データ収集から前処理、仮説検証に至る問題解決のプロセスをたどる問題構成。

(出展:駿台・ベネッセ データネット2026)

小学生にも挑戦できる問題はコチラ!

英語などと同様に、「情報」も学年や年齢にかかわらず、学習をしたことがあるかどうかで、習熟度が異なる教科です。実際に、「進研ゼミ プログラミング講座」の情報レッスンで学べる内容とそっくりな問題もあり、小学生でも挑戦できる問題が出題されていました。

大問1―4にそっくり!>
「プログラミング講座」レベル3(レッスン9 プログラミング的思考)では、メールアドレスを間違えてしまった場合をケーススタディにメールの送受信の仕組みを学んでいます。今回の「情報Ⅰ」の大問1-4と非常に似ていて、挑戦する価値大です。

大問4-3-abの類似問題>
大問4-3aでは、「散布図」の読解の問題が出題されています。「プログラミング講座」レベル4(ステップ4・5 データサイエンス)でも「散布図」の特徴や読み取りは扱ってきた内容なので、小学生でも、ぜひ挑戦してもらいたい問題です。

大問4-3bでは、「箱ひげ図」の読み取り問題も出題されました。こちらも、「プログラミング講座」レベル3(ステップ10 データサイエンス)で、読み取り方法の一部を学習しています。

まとめ

小学生にとって、大学入試はまだまだ先のこと。入試問題には当然、小学生が習っていない知識や用語も多数登場しますが、その中に、今から少しでもわかる問題があると、大きな自信につながります。今、「プログラミング」を学習している子どもたちは、「好き」や「やってみたい」が原動力になっていると思うので、その気持ちをいかして「挑戦する機会」をもち、これからの時代に不可欠な「情報を活用する力」を身につけていっていただければと思います。

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