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片づけって楽しいね!

ベネッセ教育情報サイトには、お子さまの片づけに関する悩みや相談が寄せられています。「子どもの物は子どもが自分で片づけてほしい」と考えている保護者のかたが多いようです。そこで、ライフオーガナイザーとして片づけと収納のアドバイスを行い、子どもが取り組む片づけにも詳しい鈴木尚子先生に、片づけやすい収納方法や、片づけを続けるためのコツをご紹介いただきます。

【ダイジェスト】

第1回 片づけって何のため?

実際にお子さまの片づけで困っているかたの声を伺いました。それから「片づけって何?」「片づけって何のため」かについて教わります。「次の作業をすぐにできるようにするための準備」である片づけは「家族みんなが気持ちよく過ごす」「毎日を安心して暮らす」ことを目的として行うものです。そのうえで、各ご家庭に適した片づけの方向性を見つけましょう。

第2回 片づけやすい環境を作ろう

お子さまが片づけをしやすい環境づくりには、「子どもが1人で片づけられる量であること」「片づける場所が決まっていること」「片づける方法が難しくないこと」の3つのポイントがあります。また、年齢に応じて片づけかたも変わってきます。お子さまが自ら片づけをするようになるために、保護者のかたがすべきことを伺いました。

第3回 片づけの3ステップ 実践編1「選ぶ」

片づけには「選ぶ」「しまう」「続ける」の3つのステップがあります。最初のステップ「選ぶ」では、持ち物の全体量の把握から始めます。また、収納スペースの広さも考えてお子さまには「ここにはいるだけ」を合言葉に、必要な物とそうでない物を分けてもらいます。この時に、保護者のかたは手伝いに徹し、口出しをしないことが大切です。

第4回 片づけの3ステップ 実践編2「しまう」

片づけの2番目のステップは「しまう」です。しまう時には「どこにしまう」「どのようにしまう」「何にしまう」を考えながら作業します。しまう場所は、作業(動作)をする場所の近くを基本にし、8割収納を目安に、ぎゅうぎゅうに詰め込まないよう心がけましょう。収納グッズはなるべくシンプルなものを選べば、すっきりと見せることができます。

第5回 片づけの3ステップ 実践編3「続ける」

片づけでいちばん難しいのは、「続ける」ことです。「出したらしまう」ことを身に付けるためのルール作りや、片づけ状況の見直し、お子さまのタイプに合わせた効果的な声かけ方法を教えていただきます。ご家庭ごとの目標を定めて、家族みんなが気持ちよく過ごせるための片づけに取り組みましょう。

プロフィール

鈴木尚子

アパレル業界で勤務後、ライフオーガナイズを学び、現在は片づけと収納のアドバイスや講演を全国行う。子どもが取り組む片づけに関する書籍の執筆や、女性誌などでも活躍中。