他の交通・物流手段と多角的に比較して見えてきた!
フェリーの特徴と未来の可能性【PR】
長距離の移動や物流には、飛行機・電車・フェリーなど、さまざまな手段があるよ。中でもフェリーは、近年、環境へのやさしさや社会課題の解決といった面で注目されるようになっているんだ。
そこで、さまざまな交通・物流手段を多角的に比べることで、フェリーの特徴や社会的な役割を解明。さらには、時間や料金、安全性だけでなく、環境や未来への可能性といった視点から、フェリーの「これから」を考えてみよう。
対象学年
制作日数
1~3日
カテゴリ
調べる
用意するもの
- フェリー、飛行機、電車などの本や図鑑、インターネットサイト
- 省庁が出している物流についての各種データ
- 交通手段の最新技術についての資料
- 筆記用具
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01
どんな視点で比べたいかを洗い出そう
交通手段や物流としての特徴を明らかにするには、さまざまな視点で比べることが必要。
気になる点は全て洗い出そう。- 移動にかかる時間
- 料金
- 荷物の量や重さの制限
- 移動中の過ごしやすさ(座席やペットの同乗など)
- 安全性
- 環境への影響(CO₂排出量など)や環境対応への取り組み
- AIなど最新テクノロジーの活用 など
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02
調べた結果を表やグラフにまとめて比べよう
調べた結果は、比較しやすいように表やグラフにまとめよう。「交通手段としての比較」「物流手段としての比較」「環境への影響の比較」など、項目ごとに整理するとわかりやすいよ。
表やグラフに整理するだけでなく、そこからもう一歩踏み込んで「どんな違いがあるか」「それぞれの乗り物にどんな強みや弱みがあるのか」を考察しよう。
そのうえでフェリーの特徴をまとめれば、より深く掘り下げたまとめになるよ。
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03
フェリーの未来について考えをまとめる
これからの社会の移動や物流に求められるものはどんなことかな?その中で、フェリーが果たせる役割とは?そのために、どのような進化が求められるんだろう?効率や安全性はもちろん、環境配慮や社会課題解決などさまざまな観点から、正解のない問いにチャレンジしてみよう。
- 船上で再生可能エネルギー(太陽光や風力など)を生産・活用
- 次世代燃料の導入でCO₂排出量をさらに削減
- 自動運転技術の導入で安全性の強化と乗組員の負担軽減
- 災害時の「動く避難所」「病院」や「物資輸送」としての活用
- 新たな航路の開発で、これまで船が行きにくかった地域とのつながりをつくる
- 高齢者や車椅子の人も楽しめる船上エンタメの開発
まとめ方のアドバイス
フェリーの未来について考えたことは、文章だけでなく、イラストや図などで視覚的にまとめてみよう。
そうすることで、読み手にもわかりやすく、自分のアイデアがより伝わるよ。
エネルギー生産しながら自動運転で動くフェリー
発展のヒント
働く人の視点で交通・物流を考えてみよう
モノや人を運ぶ仕事は、私たちのくらしを支える大切な仕事。
でも今、交通・物流の現場では「人手不足」が深刻な問題になっているよ。働く人の高齢化も進んでいるんだ。
● どんな課題があるのか?
● どんな対策が始まっているのか?
● 働きやすくするには、どんな工夫が必要?
「便利な移動・物流手段」としてだけでなく、その中で「働く人」の視点でも交通の未来を考えてみよう。
効率的な物流のしくみを考えよう
モノを遠くまで運ぶとき、トラックだけにたよると時間がかかったり、CO₂がたくさん出てしまったりすることがあるよね。
そこで注目されているのが、トラック・鉄道・フェリーなどをうまく組み合わせて運ぶ「モーダルシフト」という方法。
それぞれの交通手段の得意な部分を生かして、効率的で環境にもやさしい物流が実現するんだ。
どんな連携があるといいか、自分で考えて図にまとめてみよう。
キミも興味のあるテーマが
あったんじゃないかな?
「まとめシート」も使って、
自由研究を終わらせちゃおう!
