2023.10.17

百人一首クイズ
結果発表

/15問中 正解!

正解だったところ、
間違いだったところの解説を読んで、
さらに理解を深めよう!
解説を読んだら、
ぜひもう1度挑戦してみてね。

解答・解説

Q1

「君がため 春の野に出でて 若菜摘む……」下の句はどれ?

ながくもがなと 思ひけるかな

わが衣手は 露にぬれつつ

わが衣手に 雪は降りつつ

解説
正解はわが衣手に 雪は降りつつ

「ながくもがなと 思ひけるかな」の上の句は「君がため 惜しからざりし 命さへ」、
「わが衣手は露にぬれつつ」の上の句は「秋の田の かりほの庵の 苫をあらみ」です。いずれも一部の語句が似ていて間違えやすいので要注意!

Q2

「月みれば ちぢにものこそ 悲しけれ……」下の句はどれ?

末の松山 波こさじとは

人めも草も かれぬと思へば

わが身一つの 秋にはあらねど

解説
正解はわが身一つの 秋にはあらね

「末の松山 波こさじとは」の上の句は「契りきな かたみに袖を しぼりつつ」
「人めも草も かれぬと思へば」の上の句は「山里は 冬ぞさびしさ まさりける」です。

Q3

「恋すてふ わが名はまだき 立ちにけり……」下の句はどれ?

身のいたづらに なりぬべきかな

行く方も知らぬ 恋の道かな

人知れずこそ 思ひそめしか

解説
正解は人知れずこそ 思ひそめしか

「身のいたづらに なりぬべきかな」の上の句は「あはれとも いふべき人は 思ほえで」、
「行く方も知らぬ 恋の道かな」の上の句は「由良のとを わたる舟人 かぢをたえ」です。

Q4

「めぐり逢ひて 見しやそれとも わかぬまに……」下の句はどれ?

雲がくれにし 夜半の月かな

恋しかるべき 夜半の月かな

雲のいづこに 月やどるらむ

解説
正解は雲がくれにし 夜半の月かな

「恋しかるべき 夜半の月かな」の上の句は「心にも あらでうき世に ながらへば」、
「雲のいづこに 月やどるらむ」の上の句は「夏の夜は まだよひながら 明けぬるを」です。百人一首には月を詠んだ歌がたくさんあるので、要注意!

Q5

「村雨の露も まだひぬまきの葉に……」下の句はどれ?

声きく時ぞ 秋は悲しき

いづこもおなじ 秋の夕暮

霧立のぼる 秋の夕暮

解説
正解は霧立のぼる 秋の夕暮

「声きく時ぞ 秋は悲しき」の上の句は「奥山に もみぢ踏みわけ 鳴く鹿の」、
「いづこもおなじ 秋の夕暮」の上の句は「寂しさに 宿を立ち出でて ながむれば」です。

Q6

「あしびきの 山鳥の尾の しだり尾の……」下の句はどれ?

かたぶくまでの 月を見しかな

長々し夜を ひとりかも寝む

衣かたしき ひとりかも寝む

解説
正解は長々し夜を ひとりかも寝む

「かたぶくまでの 月を見しかな」の上の句は「やすらはで 寝なましものを さ夜ふけて」
「衣かたしき ひとりかも寝む」の上の句は「きりぎりす 鳴くや霜夜の さむしろに」です。

Q7

「これやこの行くも帰るも別れては……」下の句はどれ?

よに逢坂の関は許さじ

知るも知らぬも 逢坂の関

人に知られで 来るよしもがな

解説
正解は知るも知らぬも 逢坂の関

「よに逢坂の関は許さじ」の上の句は、「夜をこめて とりのそらねは はかるとも」
「人に知られで 来るよしもがな」の上の句は「名にし負はば 逢坂山の さねかづら」です。

Q8

「ほととぎす 鳴きつるかたを ながむれば……」下の句はどれ?

ただ有明(ありあけ)の 月ぞ残れる

有明の月を 待ちいでつるかな

吉野の里に 降れる白雪

解説
正解はただ有明(ありあけ)の 月ぞ残れる

「有明の月を 待ちいでつるかな」の上の句は「いま来むと いひしばかりに 長月の」、
「吉野の里に 降れる白雪」の上の句は「あさぼらけ 有明の月と 見るまでに」です。

Q9

「人はいさ 心も知らずふる里は……」下の句はどれ?

花よりほかに 知る人もなし

ふりゆくものは わが身なりけり

花ぞ昔の 香に匂ひける

解説
正解は花ぞ昔の 香に匂ひける

「花よりほかに 知る人もなし」の上の句は、「もろともに あはれと思へ 山桜」
「ふりゆくものは わが身なりけり」の上の句は「花さそふ 嵐の庭の 雪ならで」です。

Q10

「みかの原 わきて流るる 泉川……」下の句はどれ?

三笠の山に いでし月かも

いつ見きとてか 恋しかるらむ

雲居にまがふ 沖つ白波

解説
正解はいつ見きとてか 恋しかるらむ

「三笠の山に いでし月かも」の上の句は「天の原 ふりさけ見れば かすがなる」、
「雲居にまがふ 沖つ白波」の上の句は「わたの原 漕ぎいでて見れば ひさかたの」です。

Q11

決まり字「せ」に続く下の句はどれ?

われても末に あはむとぞ思ふ

流れもあへぬ もみぢなりけり

今ひとたびの みゆき待たなむ

解説
正解はわれても末に あはむとぞ思ふ

「せ」が決まり字の札は、「瀬をはやみ 岩にせかるる滝川の われても末に あはむとぞ思ふ」です。一字決まりの札は全部で七首。最初の文字を取って、「むすめふさほせ」の語呂で知られています。

Q12

決まり字「あけ」に続く下の句はどれ?

雲のいづこに 月宿るらむ

人知れずこそ思ひそめしか

なほ恨めしき 朝ぼらけかな

解説
正解はなほ恨めしき 朝ぼらけかな

「あけ」は決まり字の札は、「明けぬれば 暮るるものとは知りながら なほ恨めしき朝ぼらけかな」です。二字決まりの札は42首あります。

Q13

決まり字「あまつ」に続く下の句はどれ?

もみぢのにしき 神のまにまに

をとめの姿 しばしとどめむ

あはでこの世を すぐしてよとや

解説
正解はをとめの姿 しばしとどめむ

「あまつ」が決まり字の札は、「天つ風 雲の通ひ路 吹きとぢよ をとめの姿 しばしとどめむ」です。三字決まりの札は37首あります。

Q14

決まり字「いに」に続く下の句はどれ?

さしも知らじな もゆる思ひを

今日九重に にほひぬるかな

今日を限りの 命ともがな

解説
正解は今日九重に にほひぬるかな

「いに」が決まり字の札は、「いにしへの 奈良の都の八重桜 今日九重に にほひぬるかな」です。

Q15

決まり字「よのなかは」に続く下の句はどれ?

山の奥にも 鹿ぞ鳴くなる

乱れそめにし われならなくに

あまの小舟の 綱手かなしも

解説
正解はあまの小舟の 綱手かなしも

「よのなかは」が決まり字の札は、「世の中は 常にもがもな 渚こぐ あまの小舟の 綱手かなしも」です。五字決まりの札は2首しかなく、もう1首は「世の中よ 道こそなけれ 思ひ入る 山の奥にも 鹿ぞ鳴くなる」です。

何問正解できたでしょうか?
百人一首は、意味や詠まれた背景を詳しく知ることで、より楽しく覚えられます。
ぜひ、それぞれの解説記事も読んで再チャレンジしてみてくださいね。

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