小学生・中学生・保護者必見!冬休みの自由研究かんたん解説ガイド

自由研究・工作特集 お子さまの
励まし方のコツ

自由研究のつまずき対処法~手助け・声かけのコツを紹介します~

自由研究は、いくつものハードルが待ち構える手ごわい課題。小学校低学年のうちは、どこから手を付けてよいかさえわからない……、
高学年~中学生になってもなかだるみや、まとめ方で迷ってしまう……といったつまずきは、多く聞かれます。
では、どのように保護者のかたは声をかけ、手助けしていけばよいのでしょう。
図版
左の円グラフにもあるように、 自由研究に対する保護者のかたは、
大きく2タイプ。
<手伝う派>約7割。
<任せる派>約3割。
良い悪いはありません。
ご自分のスタンスに合わせて、 アドバイスを参考になさってみてください。

励まし方のコツ 01

保護者の出番はココ!
自由研究をやりきるための保護者の役割とは?

関与し過ぎはNG!親は脇役に徹して

自由研究は、子どもの宿題です。子どもが主役になって進めていけるように、保護者のかたは脇役や裏方に回りましょう。

ただ、「何もしない」というのはおすすめしません。特に、自由研究を初めて行う低学年のお子さまの場合、何をどうしたらよいのかわからないもの。「自由研究はこういうことをするんだよ」など、イメージがつかめるような声かけをしてあげると良いでしょう。

決めるのは子ども

アドバイスをしたり、選択肢を提示したりするのは必要なサポート。ただ、決めるのは子どもです。「やらされる」ではなく「やる」自由研究になるようにしましょう。

たとえば「電車が好きだから電車の自由研究がしたい」とお子さまが言ってきたとします。そうしたら、「じゃあ電車のどういうことが知りたい?」「運転手さんのことかな?電車の種類のことかな?」といった質問をしてあげましょう。そうすれば、研究テーマを絞ることができます。このとき、「それならどんな種類があるか調べるのがいいよ」と決めてしまうのはやめましょう。

テーマ自体が決まらないのであれば、「ママはこういうことを調べたよ」と自分の経験談を話してあげたり、自由研究の本を渡して選ばせてあげたりすると良いでしょう。

先回りはしない!「聞かれたら答える」がコツ

自由研究のなかには、すでに答えがわかっているものもあるでしょう。しかし、それを教えてしまったら意味がありません。大人にとって当たり前のことも、子どもからすれば不思議なこと。それを調べたり考えたりするのが自由研究です。答えを言いたくなっても、ぐっとこらえて見守りましょう。

もしお子さまが「これはどういうこと?」と聞いてきたら答えてあげればOKです。ただ、すぐに答える必要はありません。子どもが自分で答えを探すのも、自由研究の一つです。「図書館に行ってみる?」「これをやってみたら答えがわかるかもよ」など、答えにたどり着けるような方法をアドバイスしてあげると良いでしょう。

励まし方のコツ 02

<手伝う派>は、自由研究を家族イベントにしてもOK!
一緒に学びを楽しむ姿勢で

大人の手が必要なテーマであったり、「いっしょにやりたい」というお子さまだったりする場合は、しっかり手伝ってあげてもOK。ただその場合も、「子どもの宿題である」ということは忘れないようにしましょう。

「なぜ?」という気持ちを一緒に持とう

自由研究の手伝いを「面倒くさい」と感じる保護者のかたも多いかもしれません。そんなときは、ぜひ子どもと同じ目線になってみてください。子どもが「なぜ?」と聞いてきたら、「それが普通だから」「そういうものだよ」ではなく、ちょっと真剣に考えてみましょう。そうすれば、子どもの自由研究を見る目も変わってくるはずです。

また、キャンプや料理、星の観察など、普段はなかなかできないことをする家庭もあるでしょう。自由研究を親子のふれあいイベントとして、思い切り楽しんでみるのも良いですね。

一緒に作ってもOK!でもやり過ぎないで

一緒に工作をしたり手伝いをしたりする場合、手を出すタイミングは子どもに任せましょう。子どもが「手伝って」「ここやって」と言ったところのみ手伝い、後は見守りに徹してください。危険箇所があって手を出したい場合は、「ここ危ないからやってもいい?」と聞いてからにすると良いでしょう。

また、工作などは大人の方が夢中になってしまうこともあります。その場合は、子どもの作品に手を出すのではなく、別にもう1つ作ればOKです。

励まし方のコツ 03

<任せる派>は、環境整備&さりげないスケジュール確認で見守りをアピール

小学校高学年や中学生になれば、サポートも必要なくなってくるでしょう。一緒にやるのを嫌がるお子さまもいるはず。そういった場合はどうすればよいのでしょうか?

直接的ではない声かけをしてみる

「任せておくのは心配」という保護者のかたもいるでしょう。そんなときは、さりげない声かけやサポートがおすすめです。

まだテーマが決まっていない様子であれば、図書館に誘ってみたり、自由研究について取り扱っているテレビを見てみたりするのも良いですね。「自由研究のテーマを決めるよ!」と直接的に話すわけではありません。何をするか決めるきっかけになるように、さりげなく日常生活の中にヒントを散りばめてあげる感じです。

いつもはすぐに捨ててしまう新聞紙や段ボールを、夏休みの期間は保管しておいてあげるのも良いですね。

進み具合を確認して影のサポート

「自由研究間に合うの?」「早く終わらせないと」といった声かけは、子どものやる気を削いでしまいます。進み具合を知りたいのであれば、さりげなく聞いてみるのがおすすめ。「そういえば、自由研究何にしたの?」「パパも昔こういうことやったなぁ」といった何気ない会話のなかで、自由研究に触れてみると良いでしょう。

また、「必要なものがあったら言ってね」と一言伝えておくのも大事です。買い物に行くときにも声をかけてあげるとなおGOOD。放っておくのではなく、「困ったときは頼ってね」という姿勢で遠くから見守ってあげるのがちょうど良い距離感です。

完璧じゃないのが自由研究の良さ

実験結果が正解でなかったり、考察が間違っていたりすることもあります。工作も、傾いていたり接着が甘かったり、うまく動かなかったりすることがあるでしょう。でも、それが自由研究の良さ。子どもらしいものは、子どものうちにしかできません。

大人が手を出せば、完璧なものが出来上がるでしょう。しかし、それでは意味がありません。どんなに素晴らしい自由研究でも、「やらされた」「大人がやった」ものは身にならないからです。

完璧を目指す必要はありません。自分で見て、考えて、作って......そういった過程のなかでさまざまなことを学ぶのが自由研究です。主役である子どもが達成感を味わえるように、上手な距離感でサポートしていきましょう。

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