2014年5月1日更新
移動中もお子さまが飽きない工夫をして、思い出に残るお出かけにしたいですね。
デジタルメディアで遊ぶときの注意点もご紹介します。
子どもを飽きさせない工夫
移動中も楽しめるひと工夫
車や電車などで長時間移動している間も、お子さまが飽きないよう工夫している人は約68%もいました。みんなのアイディアをチェック!
※2014年4月実施「お子さまのスマートフォン利用やテレビ視聴に関するアンケート」より。回答者数246人。
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みなさんのコメント
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お気に入りのおもちゃや、あえてふだんの出番を少なくしているお出かけ用のおもちゃを渡します。
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車でのお出かけなら、DVDを見せて退屈しないようにしたり、お菓子や飲み物を用意して楽しく過ごせるようにしています。
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子どもが好きな本を持って行きます。それでも飽きてしまうときは、スマートフォンでYouTubeの映像などを見せることもあります。
みんなの工夫と気がかり
使い方のひと工夫
移動中も飽きないよう、スマートフォンやDVDを活用しているかたが多いようです。みんなが使い方で気をつけていることは?
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一定時間遊ぶと、使いすぎのメッセージが表示される子ども向けのスマートフォンアプリのみ使用しています。
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スマートフォンで遊ぶ時間は4、5分くらい。見せる間はなるべく声をかけて、一緒に楽しむようにしています。
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英語やしまじろうのDVDなど、教育的な内容のものを選ぶようにしています。
気になる子どもへの影響
手軽に楽しめるデジタルメディアは、便利な半面、子どもに与える影響が気になるもの。みんなの気がかりは?
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視力が悪くなったり、ゲームなどにはまってしまうと離れられなくなりそうで心配です。
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五感を使った遊びが大切な時期に、ひとりの世界に入ってしまうスマートフォンを見せるのは問題があるように思います。
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ブルーライトが与える目への影響が気になります。人とのコミュニケーションより、機械で遊ぶ方を好んでしまうようにならないかも気になります。
デジタルメディアとの付き合い
年齢別の関わり方
デジタルメディアを利用するときの注意点は、お子さまの発達に応じて変わってくるようです。
出典:ベネッセ教育総合研究所次世代育成研究室
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1歳児まで…
できるだけそばでやりとりを -
乳幼児は、すぐそばの信頼できる大人の表情や言葉、しぐさなどを手がかりにして、認知能力を発達させます。
お子さまがデジタルメディアを視聴するときは、できる限りそばにいて、言葉や視線、動作のやりとりをするよう心がけましょう。
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2歳児…
事前の内容チェックをしっかりとを 画像などのパターン認識力が発達し、人の動作や言葉をまねるのが上手になる時期です。
お子さまがまねをすることで危険が生じる刺激を与えないよう、おうちのかたが事前にコンテンツ内容をチェックしましょう。
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3~4歳児…
実際の生活に結びつけて -
映像などで理解したことを実際の生活で確認することが大切な時期です。
「あの消防車、DVDで見たね」などとおうちのかたが語りかけることで、お子さまの言語と思考がさらに深まっていきます。
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5~6歳児…
上質なコンテンツを選んで -
複雑な物語を理解し、大人の話をかなり正確に理解できるようになる時期です。
多少複雑な内容でも、大人の鑑賞にもたえる上質なコンテンツを選ぶとよいでしょう。
また、自然科学への関心を育むコンテンツを通じて、就学後の多様な教科への興味へとつなげていきましょう。