2013年11月29日更新
お正月の由来
新年が待ち遠しくなる由来あれこれ
意外と知らないお正月のしきたり。親子で話してみませんか?
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門松
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松は長寿の象徴で、神様を「まつる」にもつながり、おめでたい樹木。
門前に飾る門松には、新しい年の「年神様」がおりてくるとされています。
最近は、マンションなどでも飾りやすい小さな門松も人気。
しまう時期は7日や15日など地域によって違うようです。
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しめ縄飾り
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玄関に飾ると、家の中に悪いことが入ってこれなくなるといわれています。
新しい年も一年間、家族が健康で心配事がおこらないように、という願いを込めて飾ります。
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書き初め
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昔は1月2日が仕事始めだったことから、この日に新年で初めてすずりや筆を使っていたのがはじまりだとか。
寺子屋に通う子どもが増えて、子どもたちの書き初めも広まったといわれています。
どんど焼きで焼き、煙が高く上がるほど字が上手になるとか。
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どんど焼き
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飾った門松やしめ縄飾り、書き初めは、「松の内」が明ける1月7日や小正月の15日などに、神社で焚き上げてもらいます。
この煙にのって年神様が帰っていくともいわれます。
※どんど焼きの日程は神社によって異なります。
親子で正月料理
一緒に作れる、食べられるお正月料理
親子で作れるおせちのアイディア。離乳食アレンジ、お雑煮バリエーションを紹介します。
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飾りを作る
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●かまぼこを紅白にならべる
●お煮染め(煮物)のこんにゃくを結ぶ
●にんじんや大根の型抜きをする
●ピーラーで市松模様のきゅうり
●ミニトマトのお花
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おせちを離乳食にアレンジ
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食品のかたさや形状は、お子さんの離乳食の段階に合わせてください。
●(5・6ヵ月から)お雑煮のおもちの代わりに、軟飯や、つぶしたごはんをラップでギュッと丸めてお茶碗に入れお雑煮のだしを注ぐ。ごはんは月例に応じたやわらかさになるよう、よくふやかして、くずしながらあげる。
●(7・8ヵ月から)さつまいもをふかして、裏ごししてミルクでのばすと栗きんとん風に。
●溶き卵(※)2こ:豆腐100gをそれぞれザルでこし、合わせてよくかき混ぜる。小さめのフライパンに油を熱して片面に焼き色がつくくらい焼いたら、くるくる巻いて冷ます。切れば、赤ちゃん伊達巻きのできあがり。
※卵は、食物アレルギーの原因になりやすい食品です。初めてのときは、ひとさじから始めて様子を見ましょう。アレルギーの詳細はこちら。
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みんなのお雑煮は?
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雑煮の基本は、やっぱり「もち」。
関東から北は四角いもちを焼く地域が多く、日本の西側は丸いもちで、焼かずに煮てやわらかくする地域が多いようです。
汁は、すまし汁が大多数で、京都や奈良を中心に関西では味噌が主流の地域も。
具材には、海鮮や山の幸など土地のものが使われるよう。
みなさんの定番のお雑煮はどうですか?
お正月の手作り遊び
簡単手作り、家族で楽しむ
お正月にめいっぱい遊べるように準備して。ひと足早いお正月気分で、さっそく楽しんでも。