9月に入ると、街並も少しずつ秋の装いに。
最近は、七五三の記念写真を早めに撮る早撮りも一般的になってきて
広告などを目にする機会も増えてきました。
今月は、この時期気になる「七五三準備」に「お月見」、「秋の自然遊び」
をまとめてお届けします。
2012年8月31日更新
知りたい! みんなの七五三
わが家の七五三の参考に。最新事情をヒアリング!
2012年 七五三に関する保護者ヒアリングより
きょうだい一緒に
お姉ちゃんが6歳のとき妹が3歳だったので、ふたりで一緒にお祝いしました。
さらに従兄弟の男の子が5歳だったので、みんなで7・5・3歳で並んで写真を撮りました。(ちょっこ)
成長に合わせて
12月生まれなので、3歳のときは数えだと2歳になったばかり。次の年の11月は実年齢もまだ2歳。
で、3歳の11月にお祝いしました。娘にもかわいく撮られたいという気持ちが芽生えていたので撮影もスムーズでしたよ。7歳は学校の友だちに合わせて1年生(6歳)で。(なおなお)
レンタル衣装はサイズも大事
初孫でまわりの期待が高く、数え(2歳)で撮影しましたが、写真館では実年齢の子が多く、衣装も3歳向けのサイズの方が充実。
結局3歳でも撮りました。(こつママ)
レンタルで姉妹違うデザインに
ほかに着る機会がないので購入はしませんでした。
うちは姉妹なので、それぞれ別のデザインが選べたのもよかったです。(ぽまろん)
中古購入がお得!
はじめは買うつもりでネットで探していたら、前年のレンタル品を中古販売しているのを発見!
帯や髪飾りなど12点セットで、ほぼレンタルに近い価格で購入できました。
すぐに着られなくなるから今のうちと思うと、汚しても気にしなくていいし、親としても気楽でした。
ごっこ遊びや、お正月の時にも気軽に着せられたので、結果良かったなと思います。(のえママ)
衣装で外出もOK
撮影した衣装を半日貸してくれるサービスで、着たままお参りしました。
でも、息子は撮影でかなり疲れたようで、お参りの途中で着物を脱ぎたがって大変!親も疲れました。
お参りは別の日にするか、近場でササッとがいいかも。(いちご母)
子どもはブーツで
お参りは着物での移動になるので、娘はブーツにしました。
はいからさんみたいでかわいかったですよ。(フクミミ)
誕生日に早撮り!
3歳のときは直前に申し込んだので希望の日時に予約ができず、夕方の撮影で、子どもがぐずって大変でした。
その教訓をいかして、7歳では「バースデー&早撮り」を予約。
予約もとりやすいし、誕生日の記念にもなり特典ももらえたので、11月以外の誕生日のお子さんにはおすすめです!(あさっち)
秋は日焼けが…
早めにと思って数えの9月に撮りましたが、夏の暑い時期に髪が切れず、さらに真っ黒に日焼けしてしまって…。
7歳は冬か、実年齢で夏前に撮ろうと思っています!(ぱるママ)
お参りはよそゆきで
お参りは別日にしたので、きちんとした洋装でした。
男の子なので、洋服でもちょっと窮屈だったみたい。これで着物は無理かと…。(ハニー)
口コミで発見!
子ども専門の写真館は衣装が選びきれずにたくさん着せ替えて撮り、どれも欲しくなって高額に…。ママ友の評判のいい写真館に行ったら、シンプルでも十分満足のいくものができて、だいぶ節約できました。(かえる)
平日に家族で
休日の撮影はどうしても混むので、パパも平日に半休をとってもらって写真館にいきました。(ゴロウ)
親はお参り前に着替え
写真館では両親も着物を着てビシッと撮影。その後、親はわりとカジュアルなスーツに着替えてお参りへ。カメラや荷物もあるし、抱っこもするし、なんといっても着物の娘は意外に手がかかり親がしゃがんでのお世話も多いので、大正解だったと思います。(うさミミのママ)
七五三のなるほど雑学
子どもにも伝えたい、七五三のはなし。
なぜ7・5・3歳なの?
もともとは以下のように年齢ごとに違う儀式だったものが、成長の節目に感謝と祈りを捧げる行事として明治時代に七五三として定着したそうです。- ・3歳…
- 「髪置き(かみおき)」「櫛置き(くしおき)」男女ともに3歳から髪を伸ばしはじめる儀式。
- ・5歳…
- 「袴着(はかまぎ)」男の子に初めて袴を着せて子どもを碁盤に立たせる儀式。
- ・7歳…
- 「帯解き(おびとき)」「帯結び」「帯直し」「紐落とし」女の子がそれまで紐で締めていた着物に、帯を締めるようになる儀式。
なぜ11月15日なの?
諸説ありますが、江戸時代に徳川綱吉の長男、館林藩城主の徳川徳松の健康祈願を行った日にちなんでという説、11月は収穫の感謝を捧げる月で、その満月の日として15日になったという説などが有力。地方によって違うこともあり、特に北海道など寒い地域では早めて行うことが多いようです。千歳飴にはどんな意味があるの?
子どもの長寿を願った縁起物で細くて長い飴が、鶴亀などの描かれた袋に入っています。江戸時代に浅草で売られ始めたといわれ、神社でおはらいを受けたものや、年の数だけ袋に入ったものなどもあります。月の話をしよう!
親子の会話がふくらむお月見のはなし。
「お月見」ってどんな行事?
旧暦の8月15日(中秋・十五夜)にお団子やすすきなどを供えて月を見る風習で、中国のさといもの収穫を祝う行事がルーツといわれています。そのため「芋名月」とも呼ばれ、さといもなどのイモ類を供える地域もあります。また、日本独自の習慣として旧暦の9月13日(十三夜)の月見もあります。
2012年の中秋の名月はいつ?
9月30日(日)!
旧暦8月15日が必ず満月にあたるとは限りませんが、昨年と今年は満月! 当日や前後の日には、伊勢神宮をはじめ、各地の名所で名月を見る勧月が行われます。近くのイベントもチェックしてみては?
世界の月の模様
日本では、よく月の模様をうさぎに見立てて「月にはうさぎが住んでいる」「うさぎが餅をついている」と言いますが、世界ではどんなものに見立てられているのでしょう。その一部をご紹介します。同じ国や近隣地域でも、見方が異なる場合もあります。親子で何に見えるか相談してみるのも楽しそうですね。
- ・カナダ バケツを運ぶ少女
- ・ドイツ 薪をかつぐ男
- ・アラビア 吠えるライオン
- ・北ヨーロッパ 読書するおばあさん
- ・南ヨーロッパ カニ
- ・東ヨーロッパ/北部アメリカ 女性の横顔
- ・南部アメリカ ワニ
- ・南米 ロバ
月の歌
日本で昔から歌われている月の歌。親子で歌ってみませんか?
「月」 (文部省唱歌) 出た出た 月が まるいまるい まんまるい 盆のような 月が 隠れた 雲に 黒い黒い 真っ黒い 墨のような 雲に また出た 月が まるいまるい まんまるい 盆のような 月が |
「うさぎ」 (童謡) うさぎ うさぎ なに見てはねる 十五夜お月さま 見てはねる |
お月見団子を作ろう・飾ろう
子育てファミリーおすすめの、おうちで簡単に作れるお月見団子と飾り方の工夫をご紹介!
もちもち豆腐白玉
白玉粉と、同量程度の豆腐を手でよくこねて耳たぶくらいのかたさにします。かたいときは豆腐か水を少しずつ足して。クリームチーズやはちみつを適当に混ぜると、おやつにもピッタリ。
お団子粉でいろいろアレンジ
市販の団子粉を使うと簡単なので、小さめのお団子をたくさん作り、ジャムやきなこを小皿に用意して、一個ずつ自由にトッピングできるようにしています。いろいろな味が楽しめて子どもも喜びます!
市販のお団子で手抜きのお月見♪
作るのは面倒だけどお月見したい! なので、うちはお団子屋さんで買ってきます。それも月見団子ではなく普通のよもぎあんや、みたらしを購入。家で串からはずしてお皿にかさねると、なかなかの雰囲気になりますよ。
グリルで焼きもち→みたらし
お団子を作ったらグリルに並べてちょっと焦げ目をつけます。このひと手間で、食感も香りもぐーんとアップ。あっという間に完食です。
秋に見つかる虫は?
9月ごろに見つけやすい虫の種類と特徴。※種類によって飼い方やえさが違うこともあるので、図鑑などで確認してください。
<共通の飼い方>飼育容器は直接日の当たらない、明るく風通しのよい場所に置く。土が汚れたらきれいにする。霧吹きや湿らせた脱脂綿などで乾燥を防ぐ。※虫に直接水がかからないようにする。
カマキリ
多くいる場所:森林や草原
飼い方:飼育容器を縦にして、高さをもたせ、とまり木になる小枝を立てかける。
えさ:カマキリ→生きた昆虫(バッタ、コオロギ、ちょうなど)
※共食いをするので十分な量のえさを与えるか1匹ずつ飼う。
コオロギ・すずむし
多くいる場所:田畑や森林、野原
飼い方:飼育容器に土を敷いて、うすい板を立てる。隠れられる場所を作る。
えさ:昆虫ゼリーなどの市販の飼料または野菜を小さく切って竹串にさし、土に立てる。小皿ににぼしや削り節をいれる。※野菜とにぼしのどちらも必要。
トンボ
多くいる場所:水辺や野原
※アカトンボは涼しくなると平地におりてくるため町でも多く見られる。
飼い方:トンボは通常1~2キロメートル飛行しているので、飼育容器に入れると数日で死んでしまいます。子どもに説明して逃がしてあげて。
バッタ
多くいる場所:山、高原、公園などの草地
飼い方:飼育容器の底に土をしいて、バッタを入れる。
えさ:イネ科の植物(すすき、エノコログサなど)を水を入れたビンにさして、容器に入れておく。りんごの切れ端を竹串にさして土に立てる。
ナナフシ
多くいる場所:雑木林など
飼い方:飼育容器にやわらかい葉を入れる。新鮮な葉をこまめに補充する。
えさ:バラやサクラ、ブナ、クヌギ、コナラなどの葉。
※ナナフシの種類によっては、食べる植物が限定されていることもあるので、数種類の葉を入れて様子を見るか、図鑑などで調べてみましょう。
秋で遊ぼう!
秋の自然にたっぷりふれられる遊びを集めました。
木の枝でバランス遊び
20~30センチくらいの細い木の枝を拾ってきて、真ん中を指に乗せてバランス遊び。太い木、短い木、長い木などいろいろな木でトライして。じょうずにバランスがとれるようになったら、頭や足の上にも乗せて歩くなど離れ業にも挑戦。
葉っぱのかるた
たくさんの種類の落ち葉を集めてきて、地面にばらまきます。その中の1枚を拾い、子どもにその葉と同じ種類の葉を探してもらいます。かたちの違いがはっきりわかる葉っぱを選ぶとわかりやすいですよ。
まつぼっくりの玉入れ
砂場で使うバケツを木の枝などにつるし、まつぼっくりを玉代わりにして玉入れ競争。「よーいどん」「ストップ!」などとかけ声をかけると、運動会気分が盛り上がります。
※まつぼっくりを人に当てないように注意しましょう