2014年2月1日(土)に開催された、Teachers' cafe第2回ワークショップ。実施報告第3弾では、残る3チーム分のオピニオンをご紹介します。 実施報告(1)、実施報告(2)もご覧ください!
これからの子たちの将来を考えるにあたり、学習指導要領に掲げられた「生きる力」の意味を改めて問い直すところから議論したのがこのチーム。これからの「生きる力」を「社会で生きていく力」とした上で、「折れない心」、「打たれ強さ」、「コミュニケーション力」、「他者への配慮」の5つの力を、小中高を通じて系統的に育てていく方策について議論を深めました。
チーム「協力」では、小中高が共通して取り組むべき「指導の形」にフォーカスした議論を行いました。指導の共通点を「子どもたちが『夢中になれる時間と場所』を作る」、「安心して失敗出来る環境(仲間と空間)を作る」、そして「『見通し』と『振り返り』を通して自己理解を深め、子どもたちの『メタ認知能力』を育む」ことの3点に焦点化。これらを実現するためにも、生徒参加型のアクティブラーニングへの転換が必要だと提言しています。
第1回ワークショップから、継続参加して下さった先生方がメンバーのこのチームは、それぞれの先生が提案した「コミュニケーション力」「課題解決力」「主体性、共生力」をキーワードに議論を深めました。結果、確認されたのは、アプローチの違いこそあれ、小中高で共通で向かうべき方向は「市民性の育成」という視点では一緒だということ。そして、それを育むためにも、学校種間はもとより、学校の外の社会とも連携を図っていかなければならないという点でした。
※次回は今年度の最終総括と、ワークショップの様子をまとめたムービーを大公開! 臨場感あふれる当日の様子を感じていただけると思います! 先生方のオピニオンや本企画についてのご感想やご意見がありましたら、ぜひ以下の書き込みフォームよりお寄せ下さい。