ワークショップまであと20日!

小中高の先生方が一堂に集い、教師発のオピニオン形成を目指す「Teachers’ cafe」。2013年9月28日の第1回ワークショップの実施まで、あと20日ほどとなりました。『VIEW21』読者モニターの先生方を中心に、約15名の参加も決定。事務局ではワークショップ実施に向けて準備を進めています。

今回のワークショップのプログラムは、当日のファシリテートもいただく企画協力の(株)もくてき さんと一緒に検討を進めてきました。初めて出会う先生方に、本音で語り合える関係をどのように築いていただくか? 学校種の異なる先生方でどのように課題意識を共有し、オピニオンを作っていけるか? このような観点を踏まえて以下のプログラムをご用意しました。

Teachers’ cafe ワークショップ プログラム概要
12年間を通したより良い学びのために、教師が出来ること
13:00-14:00 お互いを知り合う
  • ペアになって自己紹介など
14:00-15:40 現状共有・ディスカッション
  • 12年間を通した学びを考える上で、 小中高それぞれにどんな良さや改善点を感じているか?
  • 小中高12年間を通じた学びとは? どうなれば理想か?
15:40-15:50 休憩
15:50-17:00 オピニオンづくり
17:00-17:20 発表
17:20-17:30 個人ワーク
17:30-18:00 まとめ

お互いの関係づくりから始まり、半日間でどのようなオピニオンが生まれるのか? 当日の様子は追ってレポートします。なお、参加予定の先生方からは、当日に向けて以下のような期待の声が寄せられています(一部抜粋)。ご期待に添えるよう、事務局一同、頑張って参ります。

「子どもの成長を支えること」を仕事としている私たちが交流し、課題の意味を問い直す必要があると考えます。今回、この会に参加することで、今、本校の子どもたちにとって、ひいては日本の子どもにとってまず解決しなければならない問題は何なのか全国の仲間と探っていきたい。このことが、現場が自ら立ち上がる一歩になると確信しています。
(北海道/小学校/校長)
私が今最も注目し、地道に研究しているのは「中1ギャップ」の検証です。特に数値化できる(目に見える)学力が、校種を超えたときどのような変化をもたらすのか、という点を実証的に明らかにしたいと考えています。一般的な「中1ギャップ」の概念では中学校入学後は学力が低下するものと捉えられていますが、逆に飛躍的に上昇する生徒もいます。私はこれを「中1ジャンプ」と呼んでいますが、この辺りの実情を、小学校や高校の先生と話し合ってみたいと思います。
(新潟県/中学校/教頭・副校長)
進学校から学力差の大きい学校に赴任し、高校3年生でも割り算や分数の計算につまずく生徒の多さに驚きを覚えました。日本の12年間にわたる教育は機能しているのか疑問に感じました。高校生の学力向上は高校現場だけで解決できる課題ではありません。スポーツと同じようにジュニア育成が学習においても重要なはず! 小中の先生方と交流したい。
(岩手県/高校/教頭・副校長)

Twitter はじめます♪

Teachers’ cafeに関する情報発信を、今後はtwitterでも行っていきます。

  • 小中高の指導、それぞれにどんな良さや改善点を感じるか?
  • 小中高12年間を通じた学びはどうなれば理想か?

…等々、日ごろの指導の中で感じていらっしゃる事柄をお寄せいただければと思います。
ハッシュタグは「#ベネッセtcafe」です。