小中高の先生方が一堂に集い、教師発のオピニオン形成を目指す「Teachers' cafe」。第2回目となるワークショップが、2014年2月1日(土)に行われました。参加人数は27名と、前回よりもスケールアップ! より幅広い地域、年齢層からご参加をいただきました。
小学校 | 10名 (校長: 2 副校長・教頭: 3 主任: 3 一般: 2) |
中学校 | 8名 (校長: 0 副校長・教頭: 3 主任: 1 一般: 4) |
高校・大学 | 9名 (校長: 1 副校長・教頭: 4 一般: 3 その他: 1) |
計27名 | |
エリア: 北海道、岩手、秋田、東京、新潟、愛知、滋賀、岡山、香川、鹿児島…と全国から | |
年齢層: 20代~60代 |
2回目の開催となる今回は、議論の成果を「オピニオン」としてまとめる時間を重視。「例えばテストや受験がなかったら?」という課題設定のもと、12年間を通した教育の在り方について考えました。今回から参加した先生もすぐに打ち解け、活発な議論が行われました。(プログラムについては「Teachers' cafe通信 第6回」参照)
5時間にわたる議論のゴールは、問題意識が近い者同士でチームをつくり、今後の指導に求められる視点を「オピニオン」としてまとめること。今回のワークショップでは、9チームに分かれて議論を展開。後日、ワークショップ中に模造紙を用いて議論したことを踏まえ、後日、チームの代表の先生に、次のような要素をまとめたオピニオンを提出していただきました。 今週から3週連続で、各チームの熱のこもったオピニオンを紹介します。
※オピニオンには、先生のお名前が記名のものと、無記名のものがあります。
※先生方からいただいたオピニオンを、一部編集の上そのまま掲載していますので、書式が異なるものがあります。
チーム「STAP細胞 ~変化できる力~」チームでは、今後の不安定な時代を生きていくために「自ら人生を設計する力」が不可欠だという点を軸に議論。その力を育てるための学びには何が求められるのかを考えました 。
チーム「STAP細胞 ~変化できる力~」のオピニオン※ダウンロードできます。
チーム「三本の矢」チームでは、その名の通り「考える力」「他者と関わる力」「基礎学力」の3つを、今後の社会を生きていく上での必須の能力と定義。小・中・高校で今からでも行える細かな指導方法にまで議論を深めました。
チーム「教員の自己改革」では、児童・生徒と接する教師自身の教育観の改革について議論を深めました。小中高と生徒の発達段階は違っていても、見るべき指導のポイントには共通点も多いはず。「連携」の意味を、今一度問い直しました。
チーム「教員の自己改革」のオピニオン※ダウンロードできます。
※来週、再来週と連続して、残るチームのオピニオンをご紹介します。先生方のオピニオンや本企画についてのご感想やご意見がありましたら、ぜひ以下の書き込みフォームよりお寄せ下さい。